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技は自分にかければいい
県西古武術稽古会でした。
今日は『皮膚』を中心に稽古しました。
皮膚はずっとやっているテーマの一つですが、
やればやるほど面白いです。
引っ掛かりができれば繋がりができる皮膚ですが、直線的な動きではなく曲線、迂回的な動きが特徴でもあります。
皮膚の感覚が育つと、元々の力がない方でもかなりカバーできます。
皮膚は繋がる
骨は自由
筋肉は補佐
とは以前から言っていますが、
それぞれの役割があって、それぞれの役割を全うしてみるとまた新たな感覚が見えてくるのかもしれません。
最後は昨日あたりに思いついて、これだと思った気付きのお話と動きを体験してもらいました。
それは「技は自分にかければいい」という事。
この気付きは、先日noteに書いた「前腕は被害者」からの進展です。
https://note.com/tabikara/n/nb768fa9f9d25
このことに気付いてからは、何か色々と納得するものがありました。まだまだ相手に何かをしたがっているなと、また一つ実感を通して気付かされました。
身体感覚は全く知らない出会いをくれます。よく「これで良いのですか?」、「これが正解でしょうか?」と聞かれますが、まず自分でどう感じたかが大切です。動きの粗や力みなどの修正する点は後からでもお伝えできますが、どう感じたかはその瞬間の鮮度も大切なのです。感じて、話したり言葉にして身体感覚が育ってきます。
という訳で、稽古会では感じた事を誰かに伝えてみて下さいともお伝えしています。
県西古武術稽古会、次回は5/18(土)(毎月第三土曜開催)です。気になる方は是非どうぞ!
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