日本最古の駄菓子屋に学ぶキャリア観
創業1781年江戸時代から243年
13代続く日本最古の駄菓子屋さんのお話。
ーーーーーーーーーーーー
駄菓子屋をやろうと思った時に、
ふと、日本で1番歴史のある駄菓子屋ってどこやろう?
と見つけたのが、
池袋駅から歩いて10分くらい。
東京都豊島区の神社「雑司ヶ谷鬼子母神堂」境内にある「上川口屋(かみかわぐちや)」
東京出張に行った際に店主の内山さんにお話聞かせていただきました。
都会の喧騒が嘘のように、
境内に入ると不思議と心が落ち着くレトロな空間。
樹齢700年くらいのイチョウの木があり、
東京大空襲や関東大震災でもこの場所だけは被害がなかったというありがたい場所。
神社の中に駄菓子屋さんが
自然と溶け込むような、
なんとも言えない良い空気が流れています。
近所の顔馴染みの子どもたちと会話を楽しみながら接客する内山さんの優しい笑顔。
「駄菓子屋をやろうと思ってるんです」
と話すと、
「全然儲かりませんよ」
と言いながらも、
笑顔で駄菓子屋で働くことが生きがいだと教えてくれました。
幼少期の戦争中は、
3日間何も食べずに
空腹を凌いだ経験があり、
だからこそ生きる力につながっていること。
創業1781年13代の歴史と
10代から70年以上駄菓子屋を切り盛りされてる内山さんの言葉や表情から滲みでる深みは説得力が違います。
その間も、お子さんからお年寄りまで
色んな年代の人が駄菓子を買いに来てました。
色んな人との出会いを日々楽しみ、
一人一人丁寧に対応しながら働く姿を見ると、
将来こんな風に働いていきたいな〜
と改めて感じました。
「豊かさとは、お金では買えない人のつながり」
内山さんの生き方、働き方、考え方から、
たくさんの学びをいただき、
40代からの自分のキャリアを改めて考える時間。
「四十、五十は洟垂れ(はなたれ)小僧 六十、七十は働き盛り 九十になって迎えが来たら 百まで待てと追い返せ」by 渋沢栄一
まだまだはなたれ小僧のわたし。
駄菓子屋をすることにも励みの言葉をいただき、
駄菓子と手作りかきもちを買って帰ろうとすると、
「関西にはない駄菓子あるよ!」
とプレゼントまでいただきました。
内山さん、本当にありがとうございました。
また駄菓子屋オープンした後、報告に行きたいと思います。
#駄菓子屋
#旅する人事
#キャリア
#ワーケーション
#人事