「車でお遍路」別格13番札所 仙龍寺(自作の大師像が御本尊の札所)
こんにちは、旅いこかです。
四国別格二十霊場巡礼、弘法大師との「同行二人」の旅、13番目のお寺は、
金光山 遍照院 仙龍寺
別格12番札所の延命寺から約30㎞、車で約50分の場所、
延命寺から仙龍寺までの道程は、松山自動車道に土居ICでのり三島川之江ICで下りるまでは平坦な道。
そして、約3kmほどクネクネした一車線の山道をひたすら登っていくと、仙龍寺の案内板と「四国總奥之院」との石碑が現れ、その傍に駐車スペースがある。
その場所から見える断崖絶壁のうえに境内がある。
この仙龍寺、直線距離で約4km、車の道路では10km以上離れた場所にある四国八十八ヶ所第65番札所三角寺の奥之院という位置づけ。
弘法大師は、仙龍寺を開基した法道仙人より修験道の行場であるこの霊山を譲り受け、岩窟に瀧沢大権現と開運不動尊を勧請して「開運厄除」「虫除五穀豊穣」の二つのご誓願を立てて籠り二十一日の護摩修行をされた。その満願成就の折、自身の像を彫りこの山に御本尊として安置したという。
なお、大師が御本尊なので大師堂はなく、かつては参籠のための宿坊を兼ねていた本堂は御本尊が御堂の2階というのも初めて。
仙龍寺は、その大師の霊跡を思慕して、四季を通じて登山参籠する参拝者が絶えないという。
では、「厄除大師」「虫除大師」と呼ばれる自作の大師像を御本尊とする札所「仙龍寺」へ参りましょう。
ご詠歌
お参りする前に知っておいた方が良い知識
歴史
インドの仙人である法道仙人が開基
弘仁6年(815年)、巡錫中の弘法大師がこの地を訪れ、法道仙人よりこの山を譲り受け二十一日の護摩修行を行い、自身の像を彫りこの山に御本尊として安置
大師伝説
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寺号について
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ご利益
御本尊の弘法大師
・・・全ての人々を永遠に救い続けてくださる弘法大師、
仙龍寺の御本尊は特に開運厄除け・虫除け五穀豊穣にご利益
御本尊・ご真言
見どころ
本堂
・・・昭和9年(1934年)竣工 御本尊に大師自作の弘法大師像を祀る 靴を脱ぎ本堂の中に入ると赤い絨毯が敷いてあり2階へ進んで参拝する
隣には金剛不動明王を祀る仙人堂
・・・仙龍寺を開基した法道仙人を祀る境内(秋)
・・・秋には色鮮やかな紅葉が境内を染めるという
写真
次は、別格第14番札所椿堂へ参ります。
合掌