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[閑話]継続と自己投影と腸活
引き篭もり旅がひと段落を迎え、次回から次の旅紐が始まるので、ここらで閑話を挟みます。
旅紐というのは、稼げない夫である僕が、そのくせ女神ちゃん(妻)と旅をしているところから、作った造語です。旅するヒモってことですね。
旅紐を題材にnoteを始めて一ヶ月が経ちました。
これまでにも何度かnoteは試したことがありましたが、一ヶ月続いたのは初めてです。
ブログは何ヶ月だか続けたこともありますが、やはり続けるということがまず難しいですよね。
趣味のギターも昔は毎日触ってましたが、やはり近年は滅多に触らず、ここ最近になって意識して30分程度触る事をしていますが、指の動かなさが嘆かわしくも思います。これが継続していないことの代償ですね。
これはきっと文章にも言える事で、こうして書いているうちに書きたい文章が書けるようにもなるだろうと思います。
僕が書きたい文章は、ことばから情景を想起させるようなもの。
文章を書くとき、僕の頭の中には絵が描かれていて、それをしっかりと文章に落とし込みたいわけです。かと言って、目に見えるものをそのまま書いても面白くありません。それでは読み物にはならないからです。
自分の旅を中心に書いていても、その時のことを鮮明に覚えている訳ではないし、その時の心の動きや肌で感じている空気感などは記憶にもありません。
中にはそういった心の動きや空気感が残っている記憶もありますが、それは本当に大切な思い出だったり、よっぽど嫌な思い出です。
特に嫌な思い出ってのは、残りやすいです。思い出したくもないのに。
でも、このような嫌な思い出たちと向き合うことは自分を大切にして生きていくためには必要なようで、最近カウンセリングを受け始めたんですが、そこではどうしても心の傷に触れなくてはいけません。
そのような話をしていると、いつの間にか過去のその時の自分に引っ張られてしまい、心がその時の感覚を思い出します。この状態で何もせずに過ごすと心はまた傷を開きます。
なので、そうじゃないことを自分に思い出させることをしてから話を終える。過去と今の違いを自分で認識することで、安心できるわけです。
この繰り返しを今後もやっていくんだろうなぁと思うと、やっぱり怖さはありますが、これも僕が自分を生きるためには避けて通れない道ですからね。向き合わないと先には進めない。
で、過去の旅を思い出して記事を書くときも、その時の自分を投影することがあるので、この方法を知ってなかったら、多分一ヶ月さえ続かなかったんじゃなかろうかと思っています。
旅中は楽しいとしても、改めてそこの自分のことを考えると、心の機微は書かざるを得ない。
なので、その都度、つい負の感情に引っ張られて、それが少しずつ蓄積して、結果、続けられなくなるってことが、これまでの経験から言えること。
でも、こうして今の自分と過去の自分とを引き離して考えることができるように練習していくと、心もフラットに保ったまま継続もできるかなぁと体感しています。
このような技術的な側面に加えて、これは関係あるかどうかは分かりませんが、健康面も考慮して、一昨日から腸内細菌を増やしてみようと毎晩ヨーグルトを食べるようにしています。
と言うのは、幼少期から冬になると唇の乾燥が酷いので、口周りの不具合は胃腸からという迷信を信じて、とりあえずやってみようかなと。ついでに花粉症対策にもなるかも知れないので。
腸は第二の脳とも言われているってことは、心への影響もあるとも考えられます。そこで、腸内環境が良くなれば心も整うんじゃなかろうか?という安易な発想なんですが、さてどうなることやら。そもそも続けられるかも分かりませんが、進展があればまた閑話でご報告します。
と言うことで、今回はこのへんで。おおきに。