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歴史感じる城下町で武士の面影を辿り、名湯に浸かる温泉旅

福島県の中でも見どころが多く、人気の高い観光地・会津若松。緑豊かな自然に囲まれた美しい街です。会津若松には幕末の激動の時代を感じられる史跡が数多く残っており、当時の面影をたどりながら散策が楽しめます。

「白虎隊(びゃっこたい)」が悲劇的な最後を遂げたという「飯盛山」や、会津若松のシンボルである「鶴ヶ城」、国の重要文化財「さざえ堂」など、味わい深いスポットが多くの人の心を惹きつけています。そして、会津若松の観光後に、訪れたいのが街の郊外にある「東山温泉」です。

新撰組副長・土方歳三が戦いの傷を癒したという東山温泉。文人、偉人達に愛されてきた名湯は、泉質の良さでも知られており、今も多くの人が訪れる人気の温泉です。会津若松の中心から車で10分程度で行くことができるアクセスの良さも魅力。

観光で疲れた身体をゆったりと癒すことができるでしょう。幕末維新の史跡を巡り、偉人たちが癒されたという歴史ある名湯にぜひ訪れてみませんか。



会津東山温泉ってどんな温泉

写真AC

会津若松での観光を楽しんだ後、市内から路線バスやタクシー、宿の送迎車を利用して約15分程度で東山温泉に到着することができます。開湯が8世紀後半という大変古い歴史を持つ温泉で、江戸時代には”会津藩”の湯治場とされ、藩主である松平家のお殿様も利用していたという由緒正しい温泉です。

会津藩指定の保養所だった「向瀧(むかいたき)」は、現在も老舗宿として営業しており、風格ある佇まいを残しています。

東山温泉の泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉。
効能豊かな硫酸塩泉です。無色透明で一見すると特徴がないように見えますが、入ってみるとその泉質の良さを感じることができるはず。

じんわりと身体に染み入るような心地よさを感じられるお湯は、神経痛や関節痛、リウマチに効果があるとされ、肌もスベスベになります。
特に源泉かけ流しの温泉に入るとお湯の良さを実感できるでしょう。

会津若松市内の観光と合わせて東山温泉の宿に宿泊し、名湯をじっくり堪能するのがおすすめ。
列車旅でもアクセスが整っているので不便を感じずに楽しめるはずです。街の散策と温泉を目当てにぜひ訪れてみてはいかがですか?

会津東山温泉と合わせて訪れたいスポット

東山温泉と合わせて訪れたいのが、会津若松市内に点在している史跡の数々。
中でも街のシンボル的存在である「鶴ヶ城」と「鶴ヶ城城址公園」は見どころが多い人気のスポットです。広大な敷地内にそびえる真っ白なお城。春は桜の名所としても知られています。

会津若松観光ナビ

戊辰戦争では激しい攻防戦に耐え、難攻不落の名城として知られている鶴ヶ城。現在は中に入って様々な展示や企画展を見学することができます。会津藩や白虎隊についても詳しく知ることができます。

一番上の展望層から見えるのは、美しい会津の街並み。館内のミュージアムショップでは福島県のお土産を購入することもできます。

また、鶴ヶ城と合わせて訪れたいのが、「会津士魂の聖地」とされる「飯盛山(いいもりやま)」。鶴ヶ城からは少し離れた場所にありますが、バスやタクシーで簡単に行くことができます。

白虎隊十九士が自刃した地としても知られている場所。戊辰戦争の最中、少年兵たちの多くが会津を思い、死んでいった悲劇の場所として知られています。現在は動く坂道・スロープコンベアで簡単に山に登ることができ、様々な歴史スポットを巡ることができます。

会津若松観光ナビ

また、飯盛山には、重要文化財「さざえ堂」もあります。「さざえ堂」は寛政8年に建造された六角三層の建物。上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の珍しい構造をしており、国の重要文化財に指定されています。木造建築としては世界的にも貴重な建造物です。

会津東山温泉でおすすめの宿泊施設と日帰り温泉スポット

おすすめの宿泊施設 「会津東山 源泉と望瀧の湯庄 原瀧(はらたき)」

公式ホームページはこちら

会津東山温泉の温泉街を流れる清流・湯川。その川沿いに佇む温泉宿「原瀧」は自家源泉を保有しており、100%源泉かけ流しの温泉が楽しめる宿です。

広々とした内風呂と露天風呂で素晴らしい温泉を堪能。近くを流れる滝の音を聞きながら、美しい自然の風景も楽しむことができ、至福のひとときを満喫することができます。

硫酸塩泉の温泉は神経痛や関節のこわばり、切り傷や火傷、皮膚にも良い効果があるとされており、効能豊か。さらりとした肌ざわりの温泉はポカポカとよく温まります。

会津東山 源泉と望瀧の湯庄 原瀧 公式サイト

泉質の良い温泉をプライベートで楽しむことができる貸切風呂も好評。青森ヒバの大きな湯舟や信楽焼の丸い湯舟など趣の異なるお風呂が4タイプ用意されています。

会津東山 源泉と望瀧の湯庄 原瀧 公式サイト

客室は展望風呂付の豪華プレミアムスイートからシンプルな和室まで幅広く用意されています。いずれも広さにゆとりがありリラックスできるお部屋です。

渓谷側のお部屋の窓からは東山温泉街の中を流れている湯川を見ることができ、美しい緑の風景に癒されます。

会津東山 源泉と望瀧の湯庄 原瀧 公式サイト

夕食は和モダンな食事処でゆったりと。ハーフバイキングと前菜やお造りなど美しい料理が並ぶ「お手前料理」を味わうことができます。

会津の郷土料理「こづゆ」と呼ばれる汁物料理や、会津産の新鮮な野菜をふんだんに使ったお料理が並び、地元の地酒と一緒に食事を楽しむことができます。


そして、「原瀧」のもう一つの名物が「川床ダイニング」です。

清流湯川のすぐお隣で川の流れる音を聞きながら、外で食事が楽しめる粋な食事処が用意されています。夜は幻想的な灯りがともされ、雰囲気抜群。川床での食事プランを選択すると、「川どこ限定会席膳」を味わうことができます。

(川床ダイニングは開催期間が限定されているので予約の際、HPで要確認)

会津東山 源泉と望瀧の湯庄 原瀧 公式サイト


おすすめの日帰り温泉スポットとその他の会津若松市内にある温泉 「芦ノ牧(あしのまき)温泉」

公式ホームページはこちら

東山温泉には日帰りを専門とした温泉施設はありませんが、日帰りで利用することができる大型のホテルが数軒あります。利用できる日や時間帯が各施設で異なるので、日帰り利用する際はチェックしてから訪れるようにしましょう。

また、会津若松市内には東山温泉ともう一つ有名な温泉地があります。それが「芦ノ牧(あしのまき)温泉」です。
山深い立地に湧く「芦ノ牧温泉」は渓谷美の美しい風光明媚な温泉。首都圏からだと少しアクセスが不便な場所にありますが、会津若松駅から芦ノ牧温泉駅までは列車を乗り継ぎ30分以内で到着することができ、東山温泉と連泊で訪れるのもおすすめです。


会津東山温泉へのアクセス方法

●所在地

〒965-0814 福島県会津若松市東山湯本 235

(こちらの住所は「会津東山 原瀧」のものです)


●アクセス

【電車】JR会津若松駅からタクシーで約20分、会津若松市内の武家屋敷又は東山温泉駅から送迎バスあり

【車】会津若松ICから国道118号線、県道325号線を通り約20分



【参考サイト】

・会津若松の公式観光情報サイト【会津若松観光ナビ】

・会津東山 原瀧 公式HP


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