ハワイに学ぶ。旅人が歓迎してもらえるにはどんな旅をしたらよいのか考える。
旅好きがあつまるコミュニティTABIFLEEEEEKのKuniです。
生まれてから2年が経ちました。
予想できない変化が、化学反応が、面白いです。
旅が好きなメンバーが集まるコミュニティなので、旅が好きというだけでなく、どうしたら旅をすることで地域に貢献できるんだろう、旅することで与える社会(世界)への影響ってなんだろう。オーバーツーリズムとどう向き合ったらいいんだろう、そういった会話も聞こえてきます。旅する者にとっての"旅先への敬意"ってとても大事ですよね。
今回はその課題解決の1つでもあるレスポンシブル・ツーリズムについて考えてみようと思います。
ふむふむ。つまりは、こんな風に旅をしてほしい、と受け入れ側が求める旅を理解し実践することで、守られる自然や環境がある。気持ちよく旅人を受け入れてもらえる、そして我々がずーっと旅をし続けることができるということでしょうか。
ハワイに学ぶ"レスポンシブル・ツーリズム"
今回は世界でもいち早くレスポンシブル・ツーリズムに積極的に取り組んでいるハワイから学びたいと思います。ハワイには絶滅危惧種の自然や生物が多く生息し、土地や歴史ある文化を大切にする地域社会があるんですね。ハワイ語で「思いやりの心」を意味する「マラマハワイ」のスローガンのもと、ハワイの自然環境、伝統・文化を守っていくことの重要性を、ハワイ政府観光局が発信されています。その内容を少しご紹介していきます。
山から海まで、ハワイに生きる美しい自然や文化に「マラマ(= 思いやりの心)」を持って接すること。旅人でも簡単にできそうです。
旅行者にお願いしたい5つのアクション
01 海洋動物に出会っても、むやみに近づかない
02 有害成分の入った日焼け止めの使用禁止
03 森林を訪れるときは靴裏の泥を落とす
04 進入禁止エリアに侵入しない
05 エコバッグやマイボトル、マイストローなどを持参
非常にわかりやすいですね。これって常識でしょうと思う方も多いと思いますが、つい海外ではハメを外して忘れてしまうこともあるかもしれないですよね。日焼け止め成分、ちゃんと見たことなかったなぁ・・( ゚д゚)。
手軽に取り組めること
マラマハワイの取り組みを調べていると、実はHISが色々と頑張って取り組んでいるので、一部ですが、紹介させていただきます。
編集後記
今回は"レスポンシブル・ツーリズム"ハワイの例について調べてみました。日本人はマナーがいい旅行客としても世界から評価される場面があると思いますが、マナーだけではなく、自然を大切に想う気持ち、旅先への敬意を改めて考えてみるのも大切ですね。できることから始めたいと思います。
そしてまだまだ旅に関する興味深いトピックス、議論したいものがたくさんあります。例えばどうしたら旅で地域を活性化できるのか、旅人の求められる役割ってなんだろう。また、世界に目を向けると、紛争地帯に行くことで現地の人に与える影響は?訪れるべき?訪れないべき?などいろんな意見が出そうなトピックスもあります。旅をすることで、旅人も、迎える側も"幸せ"を感じられたら素晴らしいと思っています。正解がない問題に、旅好きメンバーと向き合っていきたいと思います。
さて、今後もゆるい記事もぜひお付き合いください。そしてメンバーにな
りたい方はいつでも大歓迎です。緩く深く旅の話をしたい今日この頃です。
追記:この記事を書いている最中、マウイ島で壊滅的な山火事が起こってしまいました。自然の脅威を感じるとともに、被害に遭われた方、そして今なお苦しんでいらっしゃる方に心を寄せたいと思います。
▼マウイ島のコミュニティや家族の復興を支援するための義援金は、ハワイ州とマウイ郡が推奨しているハワイコミュニティ財団が設立したマウイストロング基金を通じて、下記リンクより行うことができます。また、近日中に日本語・日本円送金対応のページが開設されるようなので、最新情報はこちらよりご確認ください。
▼2023.9.1追記 こちらからも寄付が可能です。
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