自分で先のことを学べる環境を整えることは、学校において大事なことの1つだと思う
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「先のことを学べる環境」について書いていきたいと思います。
主に学校の内容になりますが、新しい視点が開けるかもしれませんので、ぜひ、目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
学校は、子どもの学びにブレーキをかけていないだろうか
学校では、担当するクラスの人数や指導内容の関係上、一斉指導を主とした授業が展開されることが多いです。
その学年で学ぶと設定されている内容について、順番に学んでいくようなイメージですね。
確かにそうしていくことも大切だと思います。
勉強が得意な子も苦手な子もいるため、カリキュラムとして、順番に積み重ねていくというシステムになっている必要があるわけです。
ですが、そのカリキュラムに固執してしまい、「〇年生の学習では、ここまで」のように、子どもの学びにブレーキをかけてしまうのはどうかなと私は感じています。
例えば、3年生の学習で磁石に興味を持ったのなら、5年生の学習である電磁石のことについて自分で学んでみたっていいのではないかと思います。
むしろ、そのように、自分から先のことを学んでいけた方が、子どもの力になるのではないでしょうか。
宿題などので漢字の練習や計算の練習も既定のところまでしか進めてはいけないというルールがある学校も耳にすることがあります。
ですが、個人的には、「ここからはダメだよ」ではなくて、むしろ「いいね。チャレンジしてみたら?」と言える現場がいいのではないかなと思っています。
子どものブレーキではなく、アクセルに働きかけるようなアプローチが大事だと私は考えています。
学校で先のことを学べる環境を作るには?
これに関しては、教員目線になってしまいますが、1つ有効ではないかなと思うことがあります。
それは、一人一台の端末の活用です。
個人的には、一人一台の端末の普及によって、学習進度に柔軟に対応することが格段にしやすくなったと思っています。
従来の環境ですと、先のことを自分で学ぶためには、教員や子ども自身が学ぶための教材を準備する必要がありました。
しかし、一人一台の端末の普及によって、オンラインコンテンツに気軽にアクセスできるようになったり、コンテンツ自体も増加したりしてきました。
そのため、一人一台の端末を活用すれば、従来の環境よりも気軽に先のことを自分で学べるようになりました。
以上のことから、
と言えると思います。
まずは学校の教員が、「気軽に先のことを自分で学ぶことができる」という認識をもって、授業をもっと柔軟に構成できれば、子どもが「先のことを学べる環境」を整えることが可能ではないでしょうか。
「子どもの学びにブレーキではなく、アクセルを。」という言葉を合言葉に従来の環境からの脱却がはかれたらいいなと考えています。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
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