📚人を動かす「ロスフレーム」と「ゲインフレーム」について
みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。
今回も、DAIGOさんの著書、超影響力を読んで学んだことを書いていきたいと思います。
今日は、
✅人の行動を促す方法
について書いていきます。
この記事の内容は、
✅自分の考えや思いをもっと上手に伝えられるようになりたい
という方にオススメです💡
目次は以下の通りです。
1️⃣人を動かすトリガーについて
DAIGOさんは、書籍で聞き手に行動を促すための6つのトリガーを紹介しています。
その6つとは、
✅同情
✅アイデンティティ・ラベリング
✅公平性
✅why not戦略
✅SMARTの法則
✅ロスフレームとゲインフレーム
です。
どれもとても面白い内容でしたが、今回は、その中でも特に、
「日常に良い感じで生かせそうだな」
と私が感じたロスフレームとゲインフレームについて少し詳しくご紹介していきたいと思います💡
2️⃣ロスフレームについて
ロスフレームとは、
✅聞き手が失うもの等、ネガティブな部分を強調して行う発信方法
のことです。
「今のままだと~のようなことになるよ」といった情報発信のことです。
結構こういうのは、ちまたにあふれていますよね。
恐怖心や心配になる気持ちにアプローチする方法ですから、一定の効果があることは容易に想像できます。
しかし、あまり良いイメージは正直ありません。
「~しないと~になっちゃうよ」みたいな言い方を聞くことはありますが、私は、小学校で働いている時は、こうしたことは、こちらから言わないようにしています。
✅行動の「結果の予測」の末に子どもがそうした結論にたどり着いた場合は、リフレーミングする
ようにしています。
例えば、
「約束を守らないと、人から信じてもらえなくなっちゃう」
ということに子どもが気付き、話して来たら、
「約束を守ることは、人から信じてもらうために大切なことの1つだって気付けたね」
という具合に、言い換えるようにしています。
ただの言い回しの違いかもしれませんが、ネガティブなワードとイメージでその子の学びになるより、前向きなイメージとして学びに残ってほしいなと思っているからです。
話は、それましたが、ロスフレームは、
行動の矯正などには、効果的な側面があると思います
ので、使い方に気を付けて運用するのが良いのではないかと個人的に感じています。
3️⃣ゲインフレームについて
ゲインフレームとは、
✅手に入れられるもの等、ポジティブな部分を強調して行う発信方法
のことです。
「~すると~な良いことがあります」といった感じの情報発信のことです。
ロスフレームの方が、不安や心配を喚起させるため、なんとなく説得力が強く感じます。
しかし、ゲインフレームは、ポジティブなメッセージ性があるので、受け取ると気持ちが明るくなり、思考も前向きになります。
世の中、上手い話ばかりではないので、要注意だなと思いますが、基本的に前向きなメッセージは、人のやる気を引き出して、行動に影響を与えることができると私は思います。
ゲインフレームばかりの教育も良いのかもしれませんが、私は、
✅何事もバランスが大事
だと思っていますので、ロスフレームと合わせながら、相手や発達段階に応じて、使いわけていくことが大切だと思います。
4️⃣周りに良い影響を与えていくためには??
人の行動に影響を与えようとするとロスフレームかゲインフレームのどちからかが入ることが多いと思います。
相手にアプローチする際は、ネガティブな情報発信かポジティブな情報発信、あるいはそのどちらもが使われるということです。
確かに、思い返してみれば、自分が子どもにしているアプローチもそのどちらかの要素が含まれている気がします。
バランスが大事ではありますが、子どもたちが互いに高め合ったり、情報共有していくためには、どちらのフレームを使っていくのが効果的なのでしょうか??
書籍で紹介されていて興味深かったことがあります。
それは、
口コミ等は、ロスフレームで伝わることは少ない
ということです。
ですので、
✅伝えた情報を周囲の人に広げてもらうためには、ゲインフレームが有効
ということになります。
確かに、ポジティブな情報の方が、気軽に人に話しやすいなと思います💡
普段からネガティブな情報発信されたら、話していて気が滅入りますもんね(笑)
そんなわけで、学校や職場などで、
より沢山の人に影響を与えたいと思ってを発信する場合は、ゲインフレームを意図的に使っていくと効果的
ということです。
普段から、気を付けていきたいところです。
💌読んで下さった方々へ
最後までお読みいただきありがとうございます。
意図的にゲインフレームやロスフレームを使おうと思ったことがなかったので、これからは、特徴を踏まえて活用してきたいと思いました。
知らないと知っているでは、ほんの少しの差しかないかもしれませんが、日々の積み重ねを行っていく学校の教育の場面ではその小さな差はとても大事になってくると思います。
よりよいコミュニケーションを図れるように、力を付けていきたいと思います。
この記事の内容が、どなたかのお役にたてば幸いです。
これからも学校現場のことや教育、仕事に役立つことを書いていきます🔥
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⭕今回、紹介した本と関連する記事
✅DAIGO「超影響力」
今回の記事で紹介したのは、ロスフレームとゲインフレームだけですが、他にも色んな面白いテクニックや日常で使えそうなテクニックが紹介されています。
お時間があったら、ぜひ読んでみてください。
オススメです❕❕
✅超影響力からの学び①
✅超影響力からの学び②