ぬかに釘っていうけれど…
みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、ちょっと「ことわざ」をつかって書きたいことがあります。
その「ことわざ」は、「ぬかにくぎ」です。
では、書いていきたいと思います。
目次は以下の通りです。
① ぬかにくぎってどんな意味??
ぬかにくぎの意味【デジタル大辞泉より】
ぬかに釘を打つこと。なんの手ごたえもなく、効き目のないことのたとえ。暖簾(のれん)に腕押し。ぬかくぎ。「いくら注意しても糠に釘だ」
やっても手ごたえも効き目のないことを「ぬかにくぎ」と言います。
かなり有名なことわざなので、ご存知の方も多いかと思います。
暖簾に腕押しも同様のことわざで、こちらもかなり有名ですよね。
この「ぬかにくぎ」みたいな状況って日常で生活していてたまにありませんか?
行為においてもさることながら、特に、対人関係においては、こういった状況になることって、しばしばあると思います。
デジタル大辞泉の例にもありますが、「~したい」、「~させたい」と思って、注意やアドバイスをしても、なんの手ごたえも効き目もないことは、多くの方々が経験されているのではないでしょうか。
こうした状況に対して、思うことがあるので、これから書いていきたいと思います。
② 「ぬかにくぎ」するなんて、やめとこ!!!
他人の行動を変えること、コントロールすることは、なかなかできないということを肝に銘じておくのはとても大切だと思います。
自分の行動や思考は、自分で変えたり、操作したりすることができますが、基本的に他人のそれは、コントロールすることが難しいと思っています。
「7つの習慣」等々、近頃の書籍でも、似たようなことが書かれているのをよく見かけます。
他人の行動等に変化を与えることができるという前提にたっているとぬかにくぎみたいな状況になったとき、言ってる方も言われている方もどちらも苦しくなってしまいます。
双方が、ぬかにくぎを打ち切る!!!と思ってやっているなら別ですが、そうでない場合がほとんどではないかと思います。
双方が望んでいない状況の中で、片方が過剰なアプローチをすることは、まさに「ぬかにくぎ」です。
ですから、そんなことは、やめておくに限るのではないでしょうか。
ある程度アプローチしてみて、それでも「ぬかにくぎ」なら、やめておいたり、様子を見守ったりする方に労力を割く方が賢明だと私は思います。
なんだかこうして書いてしまうとドライな気もしますが、結果や労力、言う方、言われる方の気持ちを考えると、アプローチは程々が良いと思うのです。
・他人の行動は変えられるかもしれないけれど、基本的には、変えられない。
・自分の行動は、自分で変えらえる。
このスタンスをもって、過ごすことができれば、「ぬかにくぎ」みたいな状態が継続して、イライラするとか、ムキャーとなるということは、激減すると私は思います。
③ ぬかにはくぎじゃないなくて、野菜
ぬかは、やっぱりぬか漬けですよね。
ぬかにくぎを打つのではなく、ぬかにはやはり野菜をつけておくのが一番。
意味のないことだと感じる時は、ぬかに野菜を漬けるイメージで、少しタネになることをつけておくのがいいのではないかと思うのです。
ぬか漬けはすぐ出来上がるわけではないですから、アプローチもすぐに結果を求めず、ぬか漬けが出来上がるのを待つように、ゆっくりと長い目で見るようにすると良いと思うということです。
ぬかに釘じゃんと思ってしまうとついイライラしてしまいますが、ぬかに野菜を漬けると思えば、待てることもあるのではないしょうか?
アプローチがうまくいかず、悶々とするときは、ぬかに野菜を漬けるぞと考えて、ゆっくり待ってみるようにしていきましょう。
私自身、自分にそう言い聞かせて、待つということを意識的に行うように心がけています。
皆さんもぬか漬け、いかがですか?笑
以上、「ぬかにくぎ」のことについてでした。
自分自身、書いたことを改めて気をつけながら、生活していきたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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