ラオス最終日【ルアンパバーンの宅鉢とモーニングマーケットと滝】
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こんにちは、旅人先生Xです。
今回は「ラオス最終日」について書いていきたいと思います。
これで旅日記もひと段落になります。
のんびり目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
早起きして、朝の宅鉢見学へ
街が世界遺産になっているルアンパバーン。
朝の宅鉢を見てみたかったので、早起きして、親切な宿の人が教えてくれたスポットへ行ってみます。
5時半ごろに行ってみたところ、誰もいない…
本当にここであっているのか不安になります。
しばらく待っていると、イスを並べる現地の人たちや観光客もちらほら見えてきました。
ちょっとぶらぶらしていると声をかけられました。
どうやら、宅鉢セットを買えば体験ができるとのこと。
せっかくなので、買ってみました。
肩から袈裟のような布を巻いてお寺からの僧侶さんたちを待ちます。
私は寺院の近くにいたのですが、6時過ぎくらいになると僧侶さんたちがゾロゾロと出てきました。
ご飯を一掴みずつ、僧侶さんたちの持っているツボ?に入れます。
厳かな雰囲気の中、せっせと入れているとあっという間になくなってしまいました。
僧侶さんたちの中には、子供もいました。
私のいたところは大勢の通り道だったようで、100人くらいは通ったと思います。
後で、一緒にルアンパバーンにきた旅の人たちと話してみるとここから出発して色々なエリアに分かれて歩いていたようです。
20人くらいの僧侶さんしか通らなかったところもあるようでした。
私がいたところは結構厳かな感じだったのですが、歩いてみたところは、観光客で賑わっていて、雰囲気がだいぶ違いました。
終わった後、路地をのぞいて見たのですが、寄付されたお菓子やご飯などは子供達などにも分け与えている様子でした。
また、路地には現地の飲食店や宿の人たちがそれぞれ寄付をしている様子も見られました。
うまい具合に棲み分けをしたり、シェアをすることで、上手に伝統と観光業を両立させているのかなと思いました。(1日しか見られていないので、予想ですが)
たくさんの観光客がいましたが、これだけの量の寄付が頻繁にあれば、シェアするのには十分すぎると思います。
宅鉢セットを販売して得たお金やそのセットの寄付で生活が安定している人もいるのかもしれません。
色々と考えさせられる朝の宅鉢でした。
じっくり見たり、体験したりすることができてよかったです。
モーニングマーケットにも行ってみた
宅鉢が終わった後は、路地を歩いて見ながら、モーニングマーケットに向かいました。
ナイトマーケットの一本隣の狭い路地で開かれていました。
魚や肉、野菜や香辛料など、たくさんのものが出されていました。
個人的にはナイトマーケットより断然モーニングマーケットの方が良かったです。
モーニングマーケットの中にあったカオソーイをいただきました。
ここのカオソーイは、トッピングがたくさんで、美味しかったです。
温かいカオソーイが寝起きの体に染み渡ります。
串焼きのお店もたくさんあったので、一本いただきました。
串焼きを食べてから宿に戻るとき、綺麗な朝日が見れました。
サンセットが見られなかったのですが、変わりに良いタイミングでサンライズが見られたので、ラッキーです。
最後の観光地クアンシーの滝へ
ピックアップタイムの5分前に宿に戻るとすでにドライバーさんがきていました。
荷物を準備して、早速最後の目的地であるクアンシーの滝に向かいます。
小一時間で滝へ到着しました。
チケットを買って、早速見学スタートです。
滝の見学
チケット売り場からトラムに乗って、滝に向かいました。
道を歩いて少しずつ登るのですが、どこもとても綺麗な景色が広がっていました。
中に入って泳ぐこともできるようです。
途中にツキノワグマもいました。柵が低すぎて怖かった。
しばらく歩いていくとメインの滝に到着。
素敵な光景ですね。
規模はだいぶ違いますが、湖の色合いや滝の具合がクロアチアの国立公園の様子にちょっと似ている気がしました。
プチ登山?
メインの滝のそばに小さな登山道のようなものがありました。
そういえば、地球の歩き方にも載っていた気がします。
降りてきたお客さんに聞いてみたら、「ちょっと微妙だった」とのこと。
とりあえず、自分たちの目で見てみようということで登ってみました。
20分くらいせっせと登っていくとメインの滝の上の部分に到着しました。
個人的には結構いい景色でしたが、正直、疲れと危険性を考えると見に行く価値はなんともいえないなとも感じました。
登り切った先で喉が渇いたので、売っていた水を買いたかったのですが、人が見当たりません。
探していると船とおじさんを見つけました。
水を買おうと思っておじさんに話しかけると「船に乗るかい?」とジェスチャーで応答してくました。
値段を聞いてみると一艘650円くらいということだったので、3人で乗せてもらいました。
おじさんは長い棒で地面や木を押して船を進めていきます。
「オールで漕ぐんじゃないんだ」と思いました。
おじさんの船が進んで行った先の景色は「とても素晴らしかった」の一言です。
人も全くいなくて、船を漕ぐ音と木が風で揺れる音、そして水の流れる音だけが流れる素敵な空間でした。
これは山登りもどきをしてくる価値があるなと思いました。
しばらくいくと終点について、船を降りました。
秘密の場所にきたみたいですごくワクワクします。
あたりを少し歩き回ったり、おじさんが「ここから飛び込むといいよ」と言ってくれた場所からジャンプして水の中に入ったりして遊びました。
おじさんはニコニコしながら様子を見守ったり、写真を撮ってくれたりしました。(もう一回飛び込め的なジェスチャーもしてくる愉快な方でした。)
おじさんのおかげで滝を満喫できたので、気持ちよく街に戻りました。
旅の終わり
走ってカオソーイを食べに…
街に戻ってから空港に向かうまで小一時間しか時間がありませんでした。
シャワーも浴びたいし、カオソーイももう一回食べたい私。
宿のシャワーを借りて、上がったタイミングで同行していた人たちに注文をお願いして、急いで店に向かいました。
旅の仲間のおかげで食べられた最後のカオソーイ。
ただでさえ美味しいのですが、私にとって、ちょっとスペシャルな一杯になりました。
さよならラオス
一緒に滝に行った2人が宿まで見送りに来てくれました。
記念撮影をして、空港へ。
ルアンパバーンの空港はとても小さな空港でした。
しばらく待って、セスナっぽい機体に乗ります。
乗ってみると隣の席の人がビエンチャンで宿までタクシーを相乗りした方でした。
びっくりです。
ラオス旅の思い出話をしながら、ビエンチャンに戻りました。
それぞれ再びビエンチャンの街に出て散策したのちに合流。
上海までは帰りの飛行機も一緒だったので、たくさんのお話ができました。
最後に楽しい思い出もできて、良かったです。
弾丸旅行でしたが、かなり濃い数日間の旅になりました。
ショートトリップの良さを知ることができたので、今後に生かしていきたいと思います。
今回は「旅の面白さとこれからの旅の可能性」を感じられて本当に良かったです。
出会った人たちに心から感謝しています。
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。