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これ以上は太れない?!

乳がん発覚から約1年経ちました。

「これ以上は太れない?!」
コタエは「だめ!太っちゃダメです」

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私は太っています。肥満です。
とはいえ、動けるデブパターン。スポーツが得意です。筋トレも大好き。ハードなのが好みです。

身体を動かすことにおいて、太ってることがなんの壁にもならなかったこれまでのわたくし。まさか、乳がん罹患が、真面目なダイエットにつながることになろうとは。。。!

乳がんの再発率というのは、体重の増加と比例しているらしい

ネットで検索してみると、このような記述が出てきます。

私の乳がんはステージゼロイチ。全摘後の病理検査の結果、ゼロでした。では、なぜ?私は全摘することになったのか?私の場合「石灰化」というのが拡がっていました。その長さ約14センチ。先生は言いました「たぶん温存でも大丈夫だとは思う」。でも切ってみないとわからない。選ぶのは本人の問題。私は訊きました。医学的な見解は、どちらなんんです?先生はどちらを勧めますか?「10センチ以上は全摘をすすめます」。悩みはしましたが、全摘にしました。私としてはそれでよかったと思っています。ではなぜ?初期のがんにも関わらず10センチ以上の石灰化が見られたか?これ、私、自分で言ってしまいますが「太ってたから」だと思います。もともと祖母に似てしまって、お胸が大きい方ではあります。それもあったと思います。要は「脂肪細胞の広がりが、がん細胞も拡げさせてしまった」ということです。そういう意味で言えば、痩せていたなら、手術自体も大変じゃなかったかもしれない、ということになります。医学的見解からでも、温存で、と言われていたかもしれない。

これは「がん治療のタイミング」の時に思ったこと。その時点で、私は肥満だったので、そこはもう終わった話。では、今後は?どちらにせよ、太っていると、再発リスクが上がるんですから、痩せなければなりません。

リンパ浮腫の発症しやすさも、肥満が原因になりやすいらしい

入院中に作業療法士の方が話してくださったのは「リンパ浮腫、明日発症するかもしれないし、10年後になる人もいます」ということです。

私のがん細胞はリンパまでは飛んでなかったので、取ったリンパは3個です。「たった3個」そういう人もいます。実際とある先生も「あなたは3個しか取ってないから」と「しか」と表現される方もいました。でも、作業療法士の方は「リンパの数ではありません。発症する人は発症します」と言ってました。その原因は、日常生活の中にゴロゴロあるワケですが、人間慣れてくると「あ、しまった」ということもありますから、ほんのちょっとしたことで発症するようです。私の場合は3個ですから、一般的に考えると「軽い」と見られるのですが、私は退院してから、かなり気をつけてリンパ浮腫予防を行なっています。それはなぜか?太っているからです。

リンパ浮腫についてはこちらの記事を参照してくださいませ
→→→「一生つきあっていくこと

ネット検索してみると、このような記述が出てきます。

取ったリンパの数は少ないのにも関わらず、脂肪は多い。
流れようとするリンパ液を圧迫してしまう脂肪により、発症しやすいだなんて。

あー、もう。太っていることはリスクだらけではないかっ!
血圧も低い、コレステロール値も低い。太っているにも関わらず「健康的」だったはずのわたくし。まさか、乳がん罹患が、真面目なダイエットにつながることになろうとは。。。!(あれ?この言葉、一度言ったな笑)

ダイエットせねば笑笑

ま、ともかく。
こんな例えを発表していきながら、日常生活がこんなふうに変わりました!を、書いていこうと思います。

リンパ浮腫予防してる、他の皆様の工夫も聞けたら嬉しいです。
こんな人がこんなこと言ってました、もリポートしていけたらと思います。

乳がん罹患後から、一生つきあっていく「日常」。
入院は1ヶ月でしたが、一生はもっと長いです。
私も、自分が乳がんになってから、本当にたくさんの「私も乳がんです」という、バリバリ働く人たちに会ってきました。バリバリ働く!というと格好よくも聞こえますが、そんなものではないはずなのです。生活していかないといけない。それには働かないといけない。休みたくても休めない人たちは本当に多いと思います。

こうしてくれ、あーしてくれ、ではなくて。「こういうことがある」ということを知ってもらえたら。そういうポイントの啓発からの啓発もあるんだ、と。そう感じています。

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