マガジンのカバー画像

読んでくれたら嬉しいnote

26
大切なnoteをまとめました。読んでくれたら嬉しいです。
運営しているクリエイター

#写真

パリの人の温かさに触れられた、小さなホテルの話

パリに着いた最初の日、ホテルにチェックインした後、夜の凱旋門を見に行った。 ところが、シ…

手塚 大貴
6か月前
551

グリーンランド経由パリ行きで感じた、「窓側の席」の至福

どんなに長距離のフライトでも、飛行機に乗るときは、窓側の席に座るのが好きだ。 とはいえ、…

手塚 大貴
6か月前
125

ドイツのケルンでは、アルトビールを注文してはいけない

異国を旅していると、たまに、思いがけないピンチに遭遇する。 飛行機の欠航に見舞われること…

手塚 大貴
7か月前
181

オランダの旅でミッフィーが気づかせてくれた、「ぬい撮り」の面白さ

何年前かの春、山梨へ桜を見に行ったときのことだ。 美しく咲き誇る桜にカメラを向けていると…

手塚 大貴
7か月前
207

14年前、真夜中の香港で助けてくれた、あなたへ

お元気にしていますか? ……と書いても、あなたは僕のことを、もう覚えていないかもしれませ…

手塚 大貴
9か月前
288

ただ「今」だけを生きるために、旅に出る

海外へ旅に出るとき、いつも思うことがある。 いや、正確に言えば、国際線の飛行機に乗り込ん…

手塚 大貴
10か月前
128

もしタイムマシーンがあったなら、『深夜特急』の頃の香港へ行きたい

村上春樹さんの紀行文に、「もしタイムマシーンがあったなら」という短編がある。 そんな書き出しで始まる紀行文の中で、村上さんは、1954年のニューヨークに飛んで、当時のジャズクラブに行きたい、と語っている。 さて、その紀行文を読み終えた僕は、もちろん思い巡らすことになった。 はたして僕だったら、一度きりのタイムマシーンで、どこへ行きたいと思うのだろう、と。 正直、今の世界を旅できるだけで十分、と満足している僕は、過去の世界へ行きたいとはあまり思わない。 フランス革命の

海外へ旅に出ると、マクドナルドに入りたくなる

海外へ旅に出ると、マクドナルドに入りたくなる。 せっかく海外まで来たんだから、その土地の…

手塚 大貴
1年前
120

イギリスの普通の町が、「一生忘れられない町」になった旅

どこか、イギリスの普通の町へ行きたいと思った。 有名な観光地でもなく、穴場的なスポットと…

手塚 大貴
1年前
147

イギリスへ旅に出たら、その朝食に「幸せ」があった

イギリスへ旅に出ても、その「食」については、ほとんど期待していなかった。 あの村上春樹も…

手塚 大貴
1年前
782

もう会えないから、忘れられない。旅で得た「心の財産」

以前どこかで、海外ひとり旅の魅力を紹介する記事の中に、こんな一項を見たことがあった。 「…

手塚 大貴
1年前
158

ちょっとの心遣いに助けられた、13時間の飛行機の旅

国内線も国際線も、飛行機に乗ったら、窓側の席に座るのが好きだ。 単純に、窓の下に広がる、…

手塚 大貴
1年前
1,639

旅をすればするほど、「行ってみたい場所」は増えていく

旅をすることは、世界中にある「行ってみたい場所」を、ひとつずつ減らしていく過程なのだ。 …

手塚 大貴
1年前
132

私的「讃岐・超ディープうどん紀行」をしてみたら

村上春樹のエッセイに、「讃岐・超ディープうどん紀行」なる紀行文がある。 香川県のうどん屋さんを巡る旅を描いた、30年以上前の隠れた名エッセイだ。 そこに描かれた当時の香川のうどん屋さんのディープさはもちろん、村上さんの新鮮な驚きや感動がストレートに伝わってきて、素朴ながら惹きつけられる紀行文となっている。 そして、その文章が収められたエッセイ集『辺境・近境』のあとがきに、村上さんはこんなことを書いている。 だいぶ前、この一文を初めて読んだとき、僕は正直こんなふうに思っ