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■過酷な条件を乗り越えて愛くるしいタテゴトアザラシの赤ちゃんに会いに行こう!

■マドレーヌ諸島 ハープシール(タテゴトアザラシ)観察ツアー3泊4日

2月26日~3月8日頃、モントリオールから飛行機で4時間、カナダ北東の端っこにあるマドレーヌ諸島ではタテゴトアザラシ・ウォッチングツアーが行われます。北大西洋を回遊しているタテゴトアザラシが出産のためにこの地にやって来て流氷の上で赤ちゃんが生まれます。そんな貴重な瞬間、そして無茶苦茶可愛いやや黄色を帯びた真っ白な赤ちゃんを観察するツアーです。


タテゴトアザラシはゴマフアザラシ科に属し、オスの背中に竪琴のような黒色のしるしがあるのでハープ(竪琴)のシール(アザラシ)でハープシールと呼ばれています。赤ちゃんは氷上で誕生し、メスが2週間ほどかけて子育てしますが、赤ちゃんはやがてグレーに体色を変化し、すくすくと育って海に戻って自立するそうです。


さて、この可愛らしい赤ちゃんアザラシを見るために世界中からマドレーヌ諸島にやって来ます。ホテルもほとんどない当地の主催者が観察ツアーを行うかどうか決断をするのが例年2月上旬です。このツアーは3泊以上で送迎と1回のヘリツアーが含まれていますが、高額な代金に加えて、主催者が氷の状況や気象条件からツアー中止を発表しても予約金の25%は返金されず、次年度以降にプールされるという宇宙旅行並みの厳しい条件です。最近の温暖化現象で中止となる年も多いようです。

このように大変貴重な体験となりますので、現地旅行会社と緊密に連携して主催者と最新の状況を確認していく必要があります。ヘリコプターツアーは追加手配も出来ます。また、猛烈な寒さになりますのでしっかりとした防寒が必要になります(現地でレンタルできます)。過酷な条件に果敢に挑む旅行者の方のご参加をお待ちしています。


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