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■シュヴァルの理想宮:石を積み重ねて33年、自分の理想を貫く男の姿があった!

■リヨン発 「シュヴァルの理想宮」半日ツアー

世の中には驚くことがいろいろとありますが、郵便配達人、フェルディナン・シュヴァルさんが43歳から33年間かけて、自分ひとりの力によって自分の空想による巨大な城を建設したという物語も世界びっくり人類史のひとつでしょう。

シュヴァルさんは毎日の配達物の中に時折見つかる絵葉書や雑誌から外国に思いを馳せていました。連日の配達途中、田舎道に落ちている石に目をつけては仕事後に拾いに行く生活を続け、それらを緑の生い茂った自宅の庭先に積み上げ続けました。1912年、周囲から白い目で見られていたお城が遂に完成し、シュヴァルの理想宮と名付けられました。現在はナイーブ・アートとして歴史的建造物に指定されています。

映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』は2019年に日本でも公開されたのでこの物語をご存知の方もいることでしょう。実際にご旅行でお越しになる場合はリヨンにお泊りになり、半日ツアーでお出掛けになるのが便利かと思われます。

七転び八起きという諺がありますが、シュヴァルさんは石に躓いて理想郷を完成させるという人生を選択しました。周りから変人扱いされ、上司である郵便局長からも注意を受けても信念を貫くのは凄いことです。パブロ・ピカソも当地を訪れてシュヴァルさんの孤高の理想宮造りに感嘆したそうです。よろしければ皆様も一度お出でになってはいかがでしょうか?




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