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「上回る」の表現について、「exceed・overtake・rank」の違い

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【日本の出生数が、3年連続で100万人を下回る】
#0010
2023/12/29  
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The (     ) of Japanese births fell below 1 million for the third consecutive years, announced that the deaths are the largest after the war and the natural decline is the largest ever.

■(     )内の単語はどれが適切でしょうか?

(ア) number
(イ) namber

■単語

・birth 出生 
・consecutive 連続した
・decline 減少

■和訳

日本人の出生数が3年連続で100万人を下回り、死亡数は戦後最多で、自然減は過去最大になる見通しと発表した。

■(     )内の答え

(ア) number 数 
になります。
スペルに注意しましょう!

■解説

the number of birthsは「出生数」になります。
また、「出生率」はbirthrateになりますので、併せて押さえておきましょう。
 
fall belowは「下回る」になります。
逆に、「上回る」はexceedですね。
「上回る」には下記のような表現があり、それぞれの違いは、
・exceed →程度や限度などを
・overtake →競争相手などを
・rank →人や地位を

になります。
 
for the ~ consecutive yearsは、#0002で登場した表現で、「~年連続で」になります。
~に序数(first, second, third)を入れて使います。
 
the largest everは「過去最大」になります。

■編集後記

日本人の出生数は団塊世代の1949年に最多の269万人を記録しましたが、その後は100万人台で推移し、1971~1974年の団塊ジュニア世代に200万人に回復しました。
 
しかし、その後は減少が続き、2018年は過去最少となる見込みです。
 
主要9か国の人口1千人当たりの出生率は、日本は7.4と韓国の7.0に次いで下から2番目で、スウェーデンの11.9に比べて大きく劣っています。
 
出生数減少の背景には、出産適齢期の女性人口減少があり、併せて婚姻件数も減少しています。
 
消費税が25%なのに幸福度ランキングが上位のスウェーデンは、医療費、教育費等が無料なので、出産や子育てをし易い環境が整備されており、出生率がトップなのでしょうね。
 
日本は2019年10月に消費税を上げるに当たって、出生率、幸福度を上げる政策を進めて欲しいものです。

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