「説明する」の表現について、「tell・explain」の違い
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【新規がん、99万5132人】
#0021
2024/1/9
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The Ministry of Health, Labor and Welfare announced on January 16 that the number of patients newly diagnosed with cancer in 2016 ( ) 99,132 people.
Bowel cancer was top, followed by stomach and lung.
■( )内の単語は、どちらが適切でしょうか?
(ア) was
(イ) were
■単語
・patient 患者
・diagnose 診断する
・bowel cancer 大腸がん
■和訳
厚生労働省は16日、2016年に新たにがんと診断された患者数が、99万5132人だったと発表した。
大腸がんがトップで、胃、肺と続いた。
■( )内の答え
(ア) was
になります。
詳細は、下記の「解説」にて説明します。
■解説
The Ministry of Health, Labor and Welfareは、「厚生労働省」ですね。
Ministry は「省、庁」になります。
#0006の解説の通り 、the number of Aは、「Aの数」になります。
そして、a number of Bは、「たくさんのB」になり、A、Bともに「複数形」になります。
ただし、
the number of A →単数扱い
a number of B →複数扱い
になりますので注意が必要です。
本文では、
the number of patients newly diagnosed with cancer in 2016 was 99,132 people.
で、patientsはAとなるため複数、ただし、the number of Aは単数扱いのため、「was」になっている事を確認してください。
diagnose 人 with 病名で、「(人)を(病名)と診断する」ですね。
≪例≫
The doctor diagnosed me with cancer.
(医者は私をがんと診断した)
followed by~は、「次に~がある」になります。
≪例≫
A, followed by B and C
(Aの次に、B、Cが続く)
■特集
本日の特集は、「説明する」の表現の違いを説明します。
・tell =軽く説明する。話の内容を「伝える」イメージ。
≪例≫
Can you tell me why?
(なぜだかちょっと教えて)
・explain =詳細に説明する。
≪例≫
Can you explain why?
(なぜだか詳しく説明して)
の違いになります。
簡単ですね。
この際に覚えてしまいましょう!
■編集後記
今回は、2016年施行のがん登録推進法に基づき、がん患者を診察した全ての病院と都道府県指定の診療所に報告を義務付けた「全国がん登録」に基づく初の公表データとなります。
部位別で最も多かったがんは大腸で、胃、肺が続いています。
男性は、胃がトップで前立腺が2位、大腸が3位でした。
女性の最多は乳房で大腸、胃と続きました。
厚労省は今後、全国がん登録に基づいて、がんの治癒の目安となる5年生存率などのデータも随時公表する予定としています。
がんは怖いですね。
日本人の死因第一位になっています。
多くの著名人も、がんで亡くなっていますね。
私は何年か前にタバコを止めており、現在はできるだけタバコの煙にあたらないように気を付けています。
また、胃がんの原因である、ピロリ菌の検査も行っています。
さらに、大腸がんについても、検便はもちろん、直腸指診や腫瘍マーカーの検査も行っています。
検査をする事によって、一つ一つ、リスクを減らしていく事が大切ですね!
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