親友の影響で第一次産業の道へ!TABETAIデザイン部担当/石田孟二加
NIPPON TABERU TIMES(にっぽんたべるたいむず 通称TABETAI)では、一次産業が好きで、各々の手段で一次産業に関わっているTABETAIメンバーを紹介することで、一次産業に関わりたい人の関わりしろの参考になれば……と思い、メンバー紹介インスタライブを行っています。
TABETAIで、デザイン部(広報支援事業)を中心に活動する、石田孟二加(いしだ・もにか)さんは、大学時代にTABETAIの活動に参加したことをきっかけに、一次産業の魅力に引き込まれていきました。生産者の思いに触れ、自然と調和した豊かな暮らしに憧れを抱くようになったのです。
今回は、もにかさんが一次産業に興味を持つようになった経緯や、印象に残っている生産者との出会いについてうかがいました!
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TABETAIに出会い、一次産業デビュー
TABETAIとの出会いは、大学時代に現代表である田丸さくらさんと同級生で仲が良かったことがきっかけです。何かお手伝いできることはないかと思い、イベントのバナー作成などのデザイン面でサポートするようになりました。そうした関わりを通じて、TABETAIの活動が面白いと感じるようになり、本格的に仕事として携わるようになりました。
一次産業に興味を持ち始めたのもTABETAI がきっかけです。最初は自然そのものに興味を持ち始め、どんどん一次産業に携わる人達に興味を持つようになりました。特に何かに特化していたり、こだわりを持っている人の話を聞くのがすごく楽しいと感じています。
普段目にすることのない大きな椎茸など、感動する食材に出会い、その生産過程についてお話を伺ったことも、さらに一次産業への関心を強めるきっかけとなりました。
また、「漁師が山に木を植える理由」という本が、自分の考え方に大きな影響を与えました。この本を通して、生活排水で流れる洗剤シャンプーは動植物や水生生物に有害な化学物質の含まない自然由来のものをつかっているという事実など、山と海がつながっていることを知りました。自分も何かできることをしようと、どんぐり拾いから植林活動を始めました。
TABETAIの活動で印象に残ったエピソード
実際に現場に赴き、直接生産者の方々と直接話をすることで、一次産業のリアルな現場の話を聞くことが出来ます。どのお話も印象的ですが、中でも、環境問題に直面している漁師さんの話は自分の意識が変わるきっかけになりました。
具体的には、自然の循環の中で、人間も動物たちと共存し、役割を持って生きているという考え方に感銘を受けました。そういった自然と調和した暮らしは本当に豊かだと感じ、自分もそういう生き方をしてみたいと思うようになりました。
地球温暖化、海の砂漠化(磯焼け)して漁獲量が減っていると知って大好きな魚がたべれないのは嫌だと感じ自分にもなにかできないかと思うようになりました。
一次産業の魅力を伝えていくために
一次産業の魅力は、生産者の方々の人柄や情熱、そして美しい景色や自然の中で育まれる食材の素晴らしさだと感じています。
体験ツアーで出会った生産者の方々は皆個性的で話していてとても面白く、仕事への思いを熱く語ってくださいます。また、その土地の自然が育んだ美味しい食べ物は感動を与えてくれます。人、自然、食べ物が作り出す一次産業の世界に魅了されています。
若者と一次産業をつなぐTABETAIの活動を通して、もっと多くの人に一次産業の魅力を知ってもらいたいと思っています。生産者の方々との出会いは、自分自身の学びにもなりましたし、新しいアイデアが生まれるきっかけにもなると感じています。
これからも、生産者の思いに寄り添いながら、若者目線で一次産業の課題解決に貢献していきたいです。
私は、このような魅力を伝えることが仕事において最も重要だと考えています。より多くの人々にその魅力を届けるために、表現方法を工夫し、様々な人々に届く形にしていきたいと思っています。
さらに、その過程で、適切な価値を伝えることも大切だと考えています。
食べ物の価値が伝わりにくくなっている現状
食べ物や一次産業には魅力があふれ、人はその恩恵をたくさん享受しています。一方で、食べ物が当たり前に手に入る現代において、その価値がわかりにくくなっているという側面があると思います。
実際に、大量生産や輸入品が多く、栄養価が低いものも多いです。生産者の顔が見えて、こだわりを持って作られた食べ物を直接食べることで、毎日の生活の質が上がると感じています。
その土地にある旬の食材を食べることで、その時期に最も栄養価の高く美味しい食材をいただくことが出来、四季折々の季節を楽しむことができることができるということ、消費者意識をもって食材を選ぶことが大切だということなど、食の本質を意識できるような環境づくりが大切だと考えています。
食べものが簡単に手に入ることやその工夫を当たり前だと思わず、生産者のこだわりがもっと伝わるようにできたらと思います。
TABETAIを通して一次産業を支える
TABETAIの活動は、若者と一次産業をつなぐ貴重な機会だと感じています。普段の生活では触れることのない生産者の思いや、一次産業の現場の状況を知ることができ、そういった体験を通して、若者の意識も変わっていくと実感しています。
私自身も、TABETAIの活動がなければ、ここまで一次産業に興味を持つことはなかったと思います。これからも、より多くの若者に一次産業に関わるきっかけを提供していきたいです。
また、私はTABETAIのデザイン部を通して、生産者のPRや広報活動に携わっています。具体的には、イベントのサポートや、生産者のPR支援を行っています。
生産者の方々は、美味しい生産物を作ることには特化しているものの、発信やPRが苦手だったり、手が回らないことが多いです。私たちは、そんな部分に手を差し伸べ、できないことをサポートするサービスでありたいと考えています。
このサービスは、生産者の方から「こういうことができない」といった声を受けて始まったもので、積極的にサポートできるようデザインにも力を入れています。
TABETAIデザイン部についてはこちら
今後は、若者の視点で一次産業の魅力を発信し、生産者が抱える課題の解決に貢献したいと考えています。私たち若い世代が一次産業に興味を持ち、生産者と消費者をつなぐ架け橋となることを目指しています。
デザインの力を活かし、生産物の価値を正しく伝え、生産者の想いに共感してもらえるような発信をしていくことが目標です。将来的には、一次産業に携わる若者を増やし、持続可能な形で日本の食や農業を支えていきたいと考えています。
生産者とともに成長し続ける存在でありたい
生産者の取材を通じて環境の変化を実感し、その過程で生態系の中で人間が果たす役割に興味を抱くようになりました。
特に生物多様性に対する関心が高まり、農林水産業がその一部として重要な役割を果たしていることを強く感じています。
これからも大切な価値観や魅力を発信し、心や体を動かせるような存在でありたい、生産者の方々とともに成長し続ける存在でありたいと思います。
生産者の方々と20代の人たちへのメッセージ
一次産業に少しでも興味があるなら、ぜひTABETAIのイベントに参加してみてください。生産者の方のお話を直接聞ける機会が多くあります。
また、私たちが発信している記事を読んで面白いと感じたら、ぜひ実際に現場に足を運んでみてください。
そうした経験を通して、より多くの人が一次産業に関わるきっかけになればいいなと思っています。今後もTABETAIではいろいろなイベントを企画していく予定なので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
TABETAIデザイン部担当もにかさんのインスタライブアーカイブはこちら!
https://www.instagram.com/reel/DBbM2vztGlg/?igsh=a3Bid3AxZGRsM3Fw
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