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小麦・卵アレルギーの息子に贈られたクッキーとケーキが教えてくれたこと

クリスマスや年末年始、家族が集まるこの季節。

Taberugiライターの私も子どもたちを連れて実家へ帰省しました。

その中で、アレルギー児を育てる母親として、とても嬉しい体験をしました。今回はその出来事を記事にしておすそ分け。

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食物アレルギーを持った創業者を始めとするメンバーが、食物アレルギーをお持ちのすべての方々が安全で楽しく食事をするための一助となるべく、さまざまなサービスを提供しています。
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1. 弟が持ってきたアレルギーフリーのクッキー

私の弟は、昨年結婚したばかりの新婚さん。

普段は遠方に住んでおり、年に数回しか会えません。連絡も頻繁に取るわけではない、いわゆる「ほどよい距離感」の兄弟です。

その弟が今回、なんと小麦と卵のアレルギーを持つ息子(弟にとっては甥っ子)のために、アレルギーフリーのクッキーをお店で見つけて持ってきてくれたのです。

「これ、見つけたんだけど、甥っ子くんも食べられるかな?みんなで一緒に食べよう!」と言ってくれる弟の姿に、思わず胸が熱くなりました。


2. 義理の妹が作ってくれた手作りケーキ

クリスマスでは、義理の妹が「みんなで一緒に楽しめるクリスマスにしたい」と、アレルギーフリーの手作りケーキの作り方をインターネットで検索し、クリスマスケーキを作ってくれました。

義理の妹の息子(5歳)も一緒に作ってくれたそう。かわいい!!

小麦や卵が使えないケーキを手作りするのは難しいと思いがちですが、義理の妹は工夫してくれて、息子を含む子どもたち全員が一緒に食べられるケーキを作ってくれたのです。

食卓に並んだそのケーキを見た瞬間、息子の目はキラキラ!!

「みんなで同じものを食べられる」という体験は、息子にとっても特別で嬉しいものでしたし、私自身も心から感謝しました。


3. アレルギー対応食品を見つける大変さ

アレルギーを持つ子どもを育てる親として、毎日の食事やおやつ選びはかなり大変です。

特に、小麦や卵、乳などの三大アレルギーは、多くのお菓子や食べ物に含まれているため、新しいレシピに挑戦する余裕がないのが現実です。

結局、毎日同じものを選んでしまうことも多く、それが子どもにとって飽きないかな…と悩むこともしばしば。

だからこそ、親以外の人が「みんなで食べられるものを探してくれる」「みんなで同じものを食べられるように手作りしてくれる」という行動が、どれだけありがたいことか。

私の弟や義理の妹がしてくれた行動は、息子の笑顔とともに私の心にも深く刻まれました。


4. 弟と義理の妹の行動が教えてくれた「思いやり」

弟が見つけてくれたクッキーや義理の妹が作ってくれたケーキ。

その背景には、「甥っ子のことを気にかけてくれている」という思いやりがありました。

それがどれだけ嬉しいことか。私たちアレルギー児を育てる親には、日々の生活で感じる孤独感があります。

アレルギー対応をしている家族の知り合いはいない場合がほとんど。ネットやお医者さんの助言をもとに手探りで対応しています。

周りの人にとってアレルギーは他人事になりがちですが、でも今回の行動を通して、「息子のことを気にかけてくれている人が親以外にもいる」と感じ、孤独感が一気に和らぎました


6. 最後に:一緒に楽しむための連鎖を

弟夫婦が見つけてくれたクッキーと義理の妹が作ってくれたケーキを通して、息子が嬉しそうに笑う姿を見て、「アレルギーを通して家族や周りの人とつながれるんだ」と実感しました。

アレルギーを持つ子どもの家族は日々大変なことも多いですが、周りの少しの思いやりで、その負担や孤独感が軽くなります。これを読んでくださった皆さんも、ぜひ身近にアレルギーを持つ方がいれば、少しだけ気にかけてみてください。

義理の妹のように手作りするのはハードルが高いかもしれません。ですが、アレルギーフリーの商品を見つけてシェアしてくれるだけでも大きな力になります。

その行動が、きっと誰かの心に明かりを灯すはずです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。



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