【再編集版】近鉄で行く伊勢志摩アイランド 第8話
菅島に来たのはいいが・・・。
菅島は鳥羽港の北東にある島。周囲14キロあまりと決して大きくない島だが、標高200メートル級の山々が島にそびえ立つ。船に乗ってやってきたのはいいものの、神島のハイキングで体力ゲージを赤色までに削られてビーコンビーコンとなっている私。船着き場から2キロ先に灯台があるのを知ったが、見なかったことにして港周辺を歩くことにした。
菅島は海女さんが多い地域として知られている。毎年7月には海女さんの雄雌つがいのアワビを一番早くとれるか競う、しろんご祭りといわれる島のお祭りが開かれるので、時期があう方は行ってみてはいかがだろうか。
しかし・・・。体力の使い処を完全に見誤ったというか。予め3つの島を巡ると決めた以上は適度な休憩ややめ処までを考えないといけないと、中途半端に島めぐりを終えてしまったことに反省しないといけない。
菅島にもう1回行くことを旅のやり残しのタスクとし、漁船みたいな船に乗り込み鳥羽港へ戻った。
鳥羽から伊勢志摩ライナーに乗って松阪へ戻り、2日目が終了した。
夫婦岩を望む神社にはなぜかカエルがいっぱいあって
最終日。昨日同様朝食バイキングをサクッと食べてホテルをチェックアウト。荷物だけ預けてもらい、向かったのは二見である。
二見地区にある有名な観光名所といえば伊勢シーパラダイスがあるが、結構高いので今回は入らない。オットセイが鳴いているのがすごい気になるのだが、聞こえないふりをして向かったのは夫婦岩と二見興玉神社である。
これが夫婦岩。江戸時代にはこの岩の存在が知られていて初日の出の写真スポットのひとつにもなっている。
三重県内では2番目に参拝者が多いこの神社。見渡してみるとカエルの置物が多いことに気づく。
これはこの神社の祭祀の猿田彦大神の使いがカエルだったからに由来する。参拝した人がカエルの置物を置いていき、~が帰る、~が返る、~が還るといったゲン担ぎをしていった。
私も神社に参拝。お金は返ってくるのだろうか。手相のおばちゃんにもお金に縁があると言われたし。