くでけんすぐる

沖縄・久米島出身、現在は大阪在住の自称エクストリームトラベルライター。まずやる・大移動…

くでけんすぐる

沖縄・久米島出身、現在は大阪在住の自称エクストリームトラベルライター。まずやる・大移動・ユーモアの三本柱のもと、国内旅行記や写真なとをマイペースで更新中。インスタで旅先の様子をリアルタイムで更新中→https://www.instagram.com/kudekensuguru/

最近の記事

瀬戸内海行き当たりばったり旅~広島をみっちり楽しむ~ 最終話

行き当たりばったり旅はグルメで締める原爆ドームから戻り、広島駅で昼ご飯が食べられるところを探す。すると「広島つけ麺」たるものを発見。 わざわざ広島つけ麺とある通り、普通のつけ麺とはちょっと違うのが特徴で、 こちらがそのつけ麺。少し見えにくいがキャベツが乗っているのが最大の特徴。今回は頼まなかったがゆで卵も乗せることができる。つけ麺のたれはごまだれで、辛さが調整できるものの辛い物が大の苦手な私は1辛を選択した。実はつけ麺自体食べたことがなかったのだが、いざ食べてみるとごまだ

    • 瀬戸内海行き当たりばったり旅~広島をみっちり楽しむ~ 第11話

      3年間で大きく変わった「平和」を改めて考える 平和記念公園を訪れるのも3年ぶりになる。もちろん当時はコロナ禍真っ最中で人通りも多くなかったが・・・。 3年後の平和記念公園はツアーの旗を持った添乗員が、外国語でインバウンド客に何かを説明していた。日本語しかしゃべれない私には何を言っているのかさっぱり分からなかったが、外国人観光客が真剣なまなざしで話を聴いていたことは書いておく。 慰霊碑から望む原爆ドーム。中央の石室には原爆で亡くなられた方の名簿が入っていて、今年(2024

      • 瀬戸内海行き当たりばったり旅~広島をみっちり楽しむ~ 第10話

        世界遺産・厳島神社を見ながら晩御飯 岩国から電車に乗り向かったのは世界遺産の厳島神社がある宮島。着いたのは夜7時過ぎ。 宮島訪問も3年ぶり。前回訪れた時は70年に一度の修復工事中で、足場に覆われた大鳥居というある意味レアな光景を見ることが出来た。 神社の境内には入れたので、きれいな朱色の建築物は見学することが出来たのでよかったのはよかったのだが。 でもやっぱり足場がない大鳥居が見たいなぁと思い、フェリーに乗り込んで宮島に向かった。ついでだし、宮島でごはんを食べよう。

        • 瀬戸内海行き当たりばったり旅~住職さんに会いたい~ 第9話

          岩国の片隅でおじさんの特殊能力を目撃 この後は月空寺に戻り、地域のおじさんたちと一緒に地域の子供たちへ配る為の鈴虫とメダカの梱包(生き物に対してこう言っていいのか分からないけど)を手伝う。集合時間より前に寺に戻ったのに、すでにおじさんたちは大集合。沖縄ではありえない光景である。見習え沖縄のおじさんたち。 で、そのおじさんたちが採ってきた鈴虫がこちら。 一つの水槽に二、三十匹はあろうかという鈴虫。その水槽が4つ並ぶとなると・・・。どんだけ採れるんだ。山口のおじさんの特殊能

        瀬戸内海行き当たりばったり旅~広島をみっちり楽しむ~ 最終話

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~住職さんに会いたい~ 第8話

          どうにかこうにか住職さんにコンタクトがとれて初めての再会。どうやら前の晩、お子さんの夜泣きがひどく、落ち着いた後に横になっていた模様。タイミング悪し。申し訳ない。 長男坊鉄オタ育成計画 住職さんはこの後お仕事があるということで、その間は住職さんの奥様と子供たちで敷地の裏手にある新幹線を見に行くことに。聞くと長男坊は電車が大好きだという。私も電車が好きなのでお近づきになりたいが、長男坊、一切私の顔見ねぇな。人見知りなのか、はたまた目の前にいるトトロみたいな腹のおじさんがいる

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~住職さんに会いたい~ 第8話

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~住職さんに会いたい~ 第7話

          しまなみ海道は走ったけれど 翌日。晴れ渡る広島の空を見ながらネットカフェを出ると、夏の蒸し暑い風がビューっと。あっという間にTシャツは汗でびょびしょになる。今日も暑くなりそうだ。 福山から電車に乗って再び尾道へ。前日、返しそびれた自転車をレンタサイクル屋に持っていく。朝っぱらから自転車を返す人なんて多い訳もなく、スタッフのおじさんの怪訝な視線を感じづつ返却。 住職さんに会いたい!この旅行ノートでも何回か書いているが、私はタビフリークというオンラインサロンに参加している。

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~住職さんに会いたい~ 第7話

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第6話

          因島水軍城を遠目に見ながら自転車は真っ暗な道を進む。 因島の飛び出し坊や。急ぎながらも安全には気を付けて進んでいく。 しまなみ海道を夜に走る人は少ないのか、周囲に街灯は殆どなく、頼りになるのは自転車のささやかなライトだけ。 写真撮影もままならない暗さ。造船所のチャイムが8時を知らせていた。 午後8時15分。因島大橋に到着。次の島は向島。 因島大橋はこれまで渡ってきた橋と違い二層構造になっている。上層に自動車が、下層に歩行者と原付が走る。車道がないので眼下にしまなみの

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第6話

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第5話

          橋を渡り、次に向かった島は生口島。ここからは広島県の尾道市に入る。 覚悟を決めて・・・。スーパーで弁当を食べる 生口島はレモンの街。3年前に訪れた時はジェラート屋に行き、レモンジェラートを食べた。美味しかったのでまた食べたいなぁ。なんて思っていたのだが、 生口島に入って向かったのはジェラート屋、ではなく近所のスーパーである。 ここで総菜をいくつか買い、イートインコーナーで頂く。というものの、 生口島到着時点で時刻は午後5時45分。しかしゴールの尾道まではまだ30キロも

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第5話

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第4話

          自転車を走らせ、次に渡った島は伯方島。 伯方島と聞いて例のCMソングを思い浮かぶ人はおそらくZ世代ではないだろう。そのCMソングの「伯方」がずばりここである。現在はこの島と次に行く大三島で製造をしており、大三島工場では工場見学もできるとのこと。た、しまなみ海道ルートから大幅に外れている為、寄り道するなら体力と相談した方がいいかもしれない。ちなみに私は行かなかった。ごめんなさい。 伯方島でまさかコーナンに出会うとは。コーナンとは関西を中心に展開するホームセンターである。北海

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第4話

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第3話

          今治市のサンライズ糸山からスタートし、まず目に見えたのは来島海峡大橋。 来島海峡大橋は第一、第二、第三と3つの橋からなる橋、3つの橋の総延長は約4キロとしまなみ海道の橋では一番長い。途中、馬島を通って最初に入るのは大島である。 長い橋を渡り、道の駅よしうみいきいき館で休憩。 道中マチカメたるものを発見。スマホを通して絶景の写真が撮れるという。よくグループで記念写真を撮っているのをみるが、ひとりモンだと無縁だと思っていた。なのでスマホの写真フォルダには私が映っているのはほ

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第3話

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第2話

          翌朝。どうにか起床して電波の届かない部屋を脱出。窓の外を見ると朝日が瀬戸内の海を照らしていた。午前6時に東予港に到着。下船し、今治行きのシャトルバス(なんと無料!)に乗り込み、今治駅に到着したのは。7時をちょっと回ったころ。 コンビニで軽く朝ごはんを買い腹ごしらえ。駅前にレンタサイクルもあるが営業は8時から。しかも電動アシスト自転車はないので、サンライズ糸山という、今治側のスタート地点へ向かう。バスの時間を見てみると・・・。こっちは9時前までなし!困ったなぁ。近くにうどん屋

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第2話

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第1話

          私が一人旅を始めたのはかれこれ12年前に遡る。当時沖縄在住の貧乏学生だった私は、就航したてだった格安航空会社のチケットと電車のフリーパスを手に関西中を駆け巡った。あれから12年がたち、旅の魅力にすっかりはまった私だが、まさか関西に住むとは思ってもいなかったなぁ。 12年。当時10代だった私も昨年30代に突入。いろいろと無茶ができなくなってきた。まだ体力があるうちに、出来ることはあるんだろうか。 ネットでいろいろ調べながら、ふと3年前の記憶が思い浮かんだ。しまなみ海道である

          瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第1話

          【再編集版】近鉄で行く伊勢志摩アイランド 最終話

          伊勢市駅から特急と普通列車を乗り継ぎ、やってきたのは志摩横山駅。 パンフレットによく載っているあの風景を見に行くこの旅最後に訪れるのは志摩市にある横山展望台。私調べによると伊勢志摩の観光雑誌で表紙になる観光名所第2位の場所である。(1位は伊勢神宮ね)あご湾を夕日が照らす風景をスマホに押さえてこの旅を締めたいと考えた。 山間にある展望台なので当たり前っちゃ当たり前なのだが、駅から徒歩40分とまたかなり歩く。でも舗装されている道。昨日の神島のきつさを思い出すと、なんでもできる

          【再編集版】近鉄で行く伊勢志摩アイランド 最終話

          【再編集版】近鉄で行く伊勢志摩アイランド 第8話

          菅島に来たのはいいが・・・。菅島は鳥羽港の北東にある島。周囲14キロあまりと決して大きくない島だが、標高200メートル級の山々が島にそびえ立つ。船に乗ってやってきたのはいいものの、神島のハイキングで体力ゲージを赤色までに削られてビーコンビーコンとなっている私。船着き場から2キロ先に灯台があるのを知ったが、見なかったことにして港周辺を歩くことにした。 菅島は海女さんが多い地域として知られている。毎年7月には海女さんの雄雌つがいのアワビを一番早くとれるか競う、しろんご祭りといわ

          【再編集版】近鉄で行く伊勢志摩アイランド 第8話

          【再編集版】近鉄で行く伊勢志摩アイランド 第7話

          『潮騒』(しおさい)は、三島由紀夫の10作目の長編小説。三島の代表作の一つで、何度も映画化されるなど一般的にも人気の高い作品である。三重県鳥羽市に属する歌島(現在の神島の古名)を舞台に、若く純朴な恋人同士の漁夫と海女が、いくつもの障害や困難を乗り越え、純愛が成就するまでを描いた物語(ウィキペディアより一部改変し、引用) 三島作品の舞台・神島でてんわわんやのハイキング答志島からおよそ20分で神島へ到着。待合室のトイレでもう一発したところで街歩きをスタート。 神島は周囲3.9

          【再編集版】近鉄で行く伊勢志摩アイランド 第7話

          【再編集版】近鉄で行く伊勢志摩アイランド 第6話

          漁業の島・答志島を歩く30分ほど待って雨は止んだ。他の乗客は釣り話に盛り上がる中、私はとりあえず街中・和具集落を歩くことにした。 なんてこともない登り坂を進んでいく。 なんてこともある登り坂を進んでいく。幾分山の中に入ってきた。公園があったのでトイレ休憩。かわいい遊具の中になぜか彫像の鹿があった。なんでだ。 旅館の設備の一つ。足湯が体験できるらしい。この島には珍しく温泉もあり、日帰りで訪れる方もいるという。 40分ほどで山道から降りてみると、別の集落・答志集落が見えて

          【再編集版】近鉄で行く伊勢志摩アイランド 第6話