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九州7県 バスでひたすら乗り継ぎ旅 最終話

最後の訪問地・大宰府天満宮へ

久留米からは福岡空港国際線ターミナルでバスを乗り継いで大宰府天満宮へ。コロナ前は外国人観光客でにぎわっていて、ここから大宰府へ行くバスもその方々へ向けたものなんだろうけど、乗った人は私を含め数名だった。


大宰府天満宮の参道に入る。両端にある出店には【梅が枝餅】の看板を掲げた幟がたくさん。後で食べよう。

境内に入る。前回のバス旅では寄らなかった大宰府だが、来た事はあってそれが中学のころになる。もう14年の前の話になる。当時中学2年生。世間知らずで理想高き少年が、ここに祀られている学問の神様・菅原道真公にお願いを頼み込んだものだが・・・。
14年後、世間の良いところも悪いところも知った(すべてではないけど)今に思い出すと。うぅぅ 頭がいたい・・・。

恒例・おみくじシリーズ

旅先ではなるべくおみくじを引くことがある種のルーティーンになっている。なので今回は大宰府天満宮で一回引く。

今回は吉。そして肝心要の旅行運は・・・。

旅行 注意して行けばよし】とは一体・・・。

さっき見た参道のお店で梅が枝餅を購入。梅が枝餅とは梅の刻印が入ったこしあん餅のことだが撮るのわすれちゃったなぁ。味はこしあんのほのかな香りがおいしかった。うん。全部うまい!

大団円・餃子スーパーでひとり打ち上げ

今回の旅の内、初日以外の3日間を中州天神のカプセルホテルに泊まった。近くには屋台街があるが、調べているとなかなかのウワサがあるので立ち寄るのをやめた。その代わりといってはなんだが、この3日間ずっと気になっていtがお店があったので九州最終日の夜に思い切って入ってみることにした。にしても・・・。

いろいろと大丈夫なんだろうか。

店内に入り、メニューをみるとなんとチラシ。店内の至るところに特売品風POPや幟。なんなんだ。どこからどうみたって業務スー・・・。

餃子スーパーを銘打っている以上は頼まないといけないなと餃子を注文。中の餡の歯応えがよくて食べ応えがあった。ご飯と一緒に、ビールが進む進む。さらに、スーパーらしくタイムセールが始まり、「ハイボールが同じ値段で1リットルになりますが・・・」と店員さん。

頼んじゃった。1リットルジョッキ初めて見たぞ。これだけ鱈腹のんで会計しても2000円行かなかった。さすが業務、じゃなくて餃子スーパー。こういうユニークなお店、大阪にもできないかな。



翌日。この日は青春18きっぷをつかい。博多から自宅の長居まで今度は電車でひたすら乗り継ぎながら帰路につく。およそ13時間半。物思いにふける。思えばこの旅は食ってばっかりだった。枕崎でかつお、宮崎で炭火焼、久留米でラーメン・・・。食べ過ぎたかもしれない。



でもそれだけ魅力のある名産物が九州に散らばっていたということになるだろう。初日の大ポカを除けば比較的順調に行った旅。あーたのしかったなー。思っていたら、乗り継ぎの岡山で戸棚にスーツケースを置き忘れていたことに気づいた。

大宰府のおみくじがここでくるとは。結局スーツケースは親切な人が忘れ物センターに届けてくださったようでその人にただただ感謝である。


つぎはいつ旅に行けるのだろうか。スーツケースをしっかりと抱えながら電車は自宅へ向けて走り続けた。(終わり)



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