
幸せの源は自分の内に。農楽蔵 Nora ponne blanche 2021
自分を幸福にする要因は「自分以外」には何もなく、そして「愛」は他者から与えられたり、奪ったりするものではなく、自分の内面より創造されるものである。
(デヴィッド・R・ホーキンズ氏「パワーかフォースか」より)

金曜の夜、農楽蔵のワインを飲んだとき、むくむくと、いやぶわああああっと幸せが膨らんできて、次の日もふわふわ考えていたとき、この言葉が浮かびました。
農楽蔵、目の前に来てくれたのはおそらく2,3年ぶり。北海道の北斗市に自家農園を、函館市にワイナリーを持つ造り手。ピュアなぶとうを感じるワインは、北海道ワイン、日本ワインの中でも他にないキャラクターだと感じます。
今回飲んだノラポンヌ・ブランシュ2021は、余市町産ケルナーを除梗せずにプレスし、野生酵母にて発酵。いつもより甘口に仕上がったワインです。
ふわふわの液体。優しい綿菓子をほおばる。ぶどうの綿菓子。数滴を身体に取り入れた直後から、純粋な優しさがどんどん膨らんでいって、身体全体に幸せが染み込んで、最後は身体から放出されていたと思う。すぐ仲良くなれちゃう子ども同士のようなとっつきやすい味わいで、私はもちろん、友達もみんな笑顔。
ブラインドで出てきて、全然わからなかったのだけ残念(笑)。でもでも、最近素敵な日本ワインに久しぶりに出会えているのは嬉しい。日本ワインの穏やかさや親しみやすさもいいなって改めて思う1本でした。