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「良い姿勢と反り腰」決定的な違いはこれ

「良い姿勢がわからない」

そんな相談を受けました。

かつて私も同じ思いで悩んでいました。

毎日片道2時間を電車で揺られて通勤していた時のこと。
長時間座っていると、座っているだけなのに何故かすごく肩がこってしまって、挙げ句の果てには首がつる、なんてことがあるくらいでした。

姿勢が悪いに違いない!と、しっかり背筋を伸ばして座るのですが、これが余計にダメージでした。背中や肩がさらにこってしまって本当に辛かったのを覚えています。

同じ辛さを抱えているあなた。
そんなあなたに朗報です。
色々本や情報を漁り、実践して勉強して、実践して勉強して、を繰り返したこと数年。
ようやく「あ、これだな」というものに、ついに辿り着きました!
私なりにぎゅっとまとめて分かりやすくしたのでぜひ見ていってください。

それでは、いきます。



良い姿勢と反り腰の違い

良い姿勢と反り腰の違い、それはズバリ、肋骨と骨盤です。
次の絵を見てください。

3つの座り姿勢

3人の座り姿勢を描いたものですが、
Aさんは典型的な猫背、
Bさんが反り腰、
Cさんが体に負担の少ない良い姿勢 です。

Aは分かりやすいですが、BとCの境目がわからず、難しいですよね。
よく、骨盤を立てるというのは聞いたことがあると思いますが、骨盤だけに注目すると、Bさんのような反り腰になりがちです。

ではそれぞれの体に描かれた楕円と三角に注目し、もう一度絵をよく見てください。

これは肋骨と骨盤を表しています。
Bさんの肋骨の下部が前に出ているのが分かりますか?
これをここでは分かりやすく、肋骨が開く、と表現しますね。
これに比べてCさんは肋骨が締まっています。

良い姿勢の条件とは
骨盤を立てて、肋骨を締める
ということです。

反るのは腰だけで、背中ではないのです。

3ステップで実践!良い姿勢の取り方

さて、骨盤と肋骨の正しい位置を知ったところで、もう1つ補足をすると、良い姿勢にはみなさんご存知の通り、首の位置も関係してきます。

前に突き出た頭は肩首を緊張させ、肩こりの大きな原因になります。
3ステップで良い姿勢を身につけていきましょう!

良い姿勢をつくる 3STEP
1.骨盤を立てる
2.首を下げる
3.肋骨を締める

解説します。

1.骨盤を立てる
そもそも骨盤を立てたり寝かせたりできますか?
AさんとBさんの骨盤を交互に繰り返してみてください。

本来はCさんの肋骨の状態で、骨盤だけ動かせるのが理想ですが、今は一旦無視して、骨盤だけに集中しましょう。

反り腰の方はどちらも難なくできる方が多いと思います。

Aさんのような猫背姿勢の方は骨盤を立たせるのが難しい、という場合もあるかと思います。そのような方のエクササイズやストレッチについては次回以降に解説します。 

2.首を下げる
首が前に出ていたり、重心が前にある場合は、長時間継続すると肩こりにつながりやすいです。
顎を引いた状態で、頭が骨盤の真上に来るよう重心を下げましょう。
骨盤を立てることができれば、これは割と楽にできるのではないでしょうか。

3.肋骨を締める
今回の1番の肝となる、肋骨を締めるという動作。
要は、肋骨下部が前に突き出ないように押さえる、ということです。
初めは肋骨下部を手で押すようにサポートしながらおこなうと分かりやすいかもしれません。

この時、頭が前に出てきやすくなりますので、最後に軽く顎をひきましょう。

できるようになると、肩や背中の力が抜けてかなり楽になります。

3STEPの順番は入れ替わっても良いですし、同じ工程を何度繰り返しても良いです。肩や背中の力がふっと抜けて、楽な姿勢を探しましょう。


 終わりに

今回の3STEPがうまく行かない場合もあるかもしれません。
でも諦めなくて大丈夫です。
今何ができないか、を知れただけでも大進歩です。

今後、ストレッチやエクササイズなど、不調に対してのアプローチも発信していきますので、ぜひフォローしてお待ちください。


リラクゼーションで全身を揉みほぐしてリラックスすることは、体の緊張をほぐし、心にゆとりを作ります。
日頃の疲れを取り去って、いつもと違う軽い体を体験してみてください。

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