【唯一衰えないもの。それが ❝ 動き ❞ 】
「健康じゃなくてもいい。」という人はあまりいませんよね。
健康か不健康かを選べるなら健康である方が良いはずです。
で、
「健康でイキイキと生きていくためには。」をずーっと考えつづけた結果ある答えにいきつきました。
今回はそんな筋肉と加齢についてのお話です。
筋肉量や関節可動域にこだわる期間があるのはいいことですが、
それらはいずれ失われます。
そういった『見た目』的なものが無駄だとは言いませんが、
コツコツ積み上げてきたものが加齢と共に失われていくことによるある種のショックや絶望ってあると思うんです。
#筋肉は裏切らない
#って言うから信じてたのにー
#みたいな
たとえば、
「積み立てで投資しながら蓄えていたものが、加齢とともにむしろ減っていく。」としたらかなりショックですよね。
#それはもはや詐欺なのですが笑
同じように筋肉量や関節可動域は加齢とともに、
いずれ衰えていきます。
理由は、
・体力低下
・運動量低下
・食事量の低下
・内臓機能の低下(栄養の消化力、吸収と排出のバランス)
によるものです。
70歳を越えるおじいちゃんになってもめっちゃ食欲あってなんでも消化吸収できる鋼の内臓の持ち主なら問題ないんですが、
そんな人はきっと世の中で一握り存在するかしないかの鬼才でしょう💪👴💪
「若い頃と比べて食べられなくなったなあ。」という人の方がほとんどのはずです
だからといって嘆く必要はありません。
『歳を重ねるにつれて体が弱ってしまったのか』というとそういうわけではなくて、
『無駄が削ぎ落とされて本来あるべき形に近づいていっている』という見方もできます。
「脂っこいものを食べて胃がもたれるようになった。」
「昔は大酒のみだったのに今は呑めなくなった。」
そう感じるのも体が弱くなったんじゃなくて、
体がどんどん最適化されている証拠です。
「今までできていたようにできていなくちゃいけない・・・!」と焦燥感や不安感を抱える必要はないのです。
で、
そのように体は最適化されてどんどん無駄が削ぎ落とされていく中で、
『若いときにつけていった筋肉』なんていうのも当然落ちていきます。
なので僕は最初から筋肉量にこだわらないのです。
#鍛えても無駄とかそういうことじゃないですよ
#筋肉を鍛えて命をかけてやっている人の情熱や精神力はホント凄いし尊敬しています
僕たちが生きているのは【人生】です。
短期間ではなく、
気が遠くなるほどの長期間を今あるこの体と生きていくための作戦を立てておかないといけません。
『100歳(寿命)まで健康に生きていく』という人生におけるテーマを掲げたときに、
加齢とともになくなってしまう【筋肉の量】が最重要でないことは明らかです。
だから僕はみなさんに体の動かし方を見直して鍛えていただきたいのです。
ボディラインが細くなったとか姿勢が良くなったとかそういう事も大事じゃないとは言いませんが、
大切なのは【その細くなったボディラインや、良くなった姿勢でどう動くのか?】です。
そして、
筋肉は刺激を与え続けなければすぐに落ちてなくなってしまいますが、
【動き方】は身につければ一生モノです。
コツや経験値は歳を重ねれば重ねるほど磨かれていきます。
人生という長い時間ををかけて確実に積み上げていけるもの。
失わないもの。
それが本当の体づくりだと僕は信じています🌱
まずは呼吸や姿勢(背骨)といった最小限の動きを見直すところから体づくりを始めていくことがオススメです👍
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