【熱中症対策!】経口補水液を手作りする+自然療法で熱中症対策
こんにちは!
ご無沙汰しています。皆様お元気にお過ごしですか?
今年の夏は、暑さが厳しくて、
なんというか、いつもの夏とは暑さの質が違うように感じています。
熱中症も増えているようですので、
経口補水液を手作りする方法と、
自然療法的な熱中症対策をとりいそぎシェアいたします。
ご参考になれば幸いです。
経口補水液を手作りする方法
熱中症対策として、スポーツドリンクや経口補水液を飲む、
というのがありますが、
ペットボトル飲料水の安全性などにも
疑問符がつくことが多い昨今
あまり市販のスポーツドリンクは好きで無いなあ・・
家族に日常的に飲ませるのは・・と
思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
経口補水液は
自分で手作りすることができます。
塩分(電解質)、糖分、クエン酸の補給がポイントです。
買い置きしていなくて、
急に熱中症のような状態になったときにも
おうちにあるものですぐに作れます。
経口補水液のつくりかた
水 500ml
はちみつ(または砂糖) 大さじ1〜2
塩(自然塩) 小さじ1/4~1/2
柑橘(レモン、グレープフルーツなど)果汁 小さじ2~3
これをよくまぜるだけ。
寒い時期や、冷たい水を使う場合は、
砂糖やはちみつをぬるま湯で先に溶かしていれるとよいです。
保存はききませんので、その日のうちに飲んでくださいね。
●【ポイント1】お塩は、ミネラル分が含まれている自然塩を
汗などで流出、消費したミネラルを補う意味でも
自然塩がおすすめです。
※自然塩って?どうやって見分けるの?という方は
こちらの過去記事をご参照ください
→シェディングしにくい身体をつくる~春夏編~
●【ポイント2】はちみつは非加熱のものがおすすめです
アーユルヴェーダでは、
はちみつは最上の生命力を与えてくれる食べ物をとされますが、
それは加熱していない場合において、です。
加熱すると逆に体内でアーマ(毒素)になると言われています。
糖分の補給、という意味合いだけを考えれば、
非加熱でないはちみつやお砂糖でも構いませんが
非加熱のはちみつは、
糖分の補給という意味以上の恩恵がありそうです。
●【オプション】レメディやチンクチャーでパワーアップ
ホメオパシーレメディを使われる方は、
できた経口補水液に
好みのレメディやチンクチャーを入れるのもおすすめです。
身体に何か症状がある場合は、それに対応するレメディを入れて、
よく振って溶かし、トントンたたいて活性化して、摂ります。
また、体内のミネラルバランスを整えてくれる
サポートφMineral
などを入れるのも良いと思います。
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8/3追記:経口補水液の作り方の基本部分だけをピックアップし、わかりやすく短い動画にしました。作り方の確認などに、よろしければご活用ください。
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熱中症、夏バテにならないために気をつけること
暑いとついつい、冷たい飲み物や食べ物に偏りがちです。
ですが、実は
身体の外が暑いのに、身体の中は冷えている、
という状態が、
いちばん熱中症や夏バテにつながりやすいです。
暑い国に住む人の生活様式も参考になります。
インドでは熱いチャイを飲み、
東南アジアでも熱いスープや麺類などをよく食べます。
インドの人が、常温以下の冷たい飲み物は飲まない
という話を聞いたことがあります。
どのように暑い気候で過ごすか、
経験的に知っているのです。
私の経験
暑いときに、冷たいものを摂りすぎない、というのは
自然療法とか食養の基本でもあります。
私自身すでによく知っていたはずなのですが、
今年、急激に暑くなったときに
ついつい冷たい飲み物を飲み過ぎて、
生まれて初めて、熱中症のような症状になりました。
最初は、身体の内側に熱がこもっているような感覚が続くため、
身体を冷ますことばかりを考えていたのですが、ふと、
「あ、そういえば冷たいものばかり摂っていたな。
身体の内側が実は冷えているのかも知れない」と気づいて、
熱い梅醤番茶にさらに本葛を溶き入れたものを飲んだところ、
身体の内側の熱が、すーっと収まっていく感覚があり、
その後すぐに体調も戻っていきました。
その後は、日々の食事や飲み物も、
温かいものを意識的に摂っています。
熱中症のレメディ
●最初に示唆されるのは、アコナイト?
インドの名医、バナジー一家の開発したバナジープロトコルで
熱中症の状態になったときに、最初に示唆されるレメディは
Acon.(アコナイト)
です。
Acon.(アコナイト)200Cをリピートすることを推奨しています。
Acon.は通常、「寒さ、低温で悪化する」状態のレメディとも言えるので、
ちょっと不思議かも知れません。
が、この場合のアコナイトの症状は、外側の環境に対して、
体内は「冷えている」ということが推測できます。
自然療法などで昔から言われてきたように、
体内の冷えと
外側の環境が高温であることの、バランスの問題が、
熱中症の問題の根幹に存在する可能性は大きそうです。
●その他のレメディ
ほかに、熱中症のときに示唆されるレメディは、
Ant-c.(体内の熱を出せない。バナジープロトコルでAcon.が効かない場合に2番目に示唆されるレメディ)
Bell.(顔が赤い。発熱)
Bry.(のどが乾く。乾燥による症状)
Chin.(体液喪失。疲労困憊)
Carb-v.(息苦しさ。細胞の酸欠)
その他、具体的な症状があれば、それに合うレメディを摂ります。
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8月もまだまだ暑い日が続くようです。
皆様、ご自愛の上、
お元気に今年の夏をお過ごしください。
皆様のご健康をお祈りしています!
TaRa
※こちらの記事は、健康な方への予防的観点からの情報のシェアになります。熱中症を発症した状態、とくに重篤な状態や、ご年配の方やご病気の方には、迅速に西洋医学的な処置が必要な場合があります。適切にお医者様の指示を仰いでください。
※ホメオパシーについて
ホメオパシーは、現代医学とは異なった原理のもとに、異なった作用の仕方をします。副作用はありませんが、好転反応などは存在します。ホメオパシーを使ったことのない方は、ビギナー向けの書籍などで概要を知ったうえで、使用されることをおすすめします。
また、慢性疾患をお持ちの方は、専門のホメオパスの指示をあおいでください。