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そういえば、新しい音楽をきいていないことについて

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラ😊↓)



ここ最近は、また音楽をちょこちょこきいている。

というのも僕が好きなビートルズやオアシスがアルバムをだしたり(新曲ではないけれど)20代のころから好きなバンドが20周年版とかをだしているからである。

昔は好きなバンドが、同じような時期にアルバムを同時にだすとかなると、

「うわーどっちもききたいけど、買えるかなあ」

なんて悩んだりしたものだけれど、今はありがたいことに新しいアルバムもサブスクできけたりするからすごい時代になったものだなあと思う。

なので、CDを買うわけでなくて、だいたいスマホで音楽をきいている。

なんというか、アルバムのジャケットをみて

「カッコイイなあ」

と思ったり、CDをプレイヤーに入れて再生するときのドキドキがないのはちょっとさみしいのはあるけれど、好きなバンドの新譜がすぐにきけるのはうれしい。

ただ、自分がきいている音楽を改めて確認してみると、ほとんどが僕が20代のころに好きできいていた音楽ばかりである。

それこそ、ビートルズ、オアシス、レディオヘッド、スーパーグラス、マニックス、トラヴィス、ブラー、といった感じである(かたよりがすごいですね)。

もうバンドとしてちゃんと残っているのは半分くらいな感じだけれど、相変わらず僕は大好きでずっときいている。

なので、バンドのアルバムの20周年とかで音質がよくなったり、未発表の音源があるとなるとうれしくなってしまう。

ただ、

最近の音楽というのをまったくといっていいほど、きいていない

ということにふと気づいた。

若いころは、自分より年上の人たちが

「最近の音楽は、ほとんどきかない」

みたいな話をどこかできいたときに、

「えー、そんなことってあるのかな?」

なんて不思議に思っていたものだけれど、実際、自分がある程度の年を重ねてみると、本当に最近の音楽を聴いてないなあとしみじみ思ったわけである。

といっても、別に

「最近の音楽なんて、きいてられないよ」

みたいのでは全くない。

単純に新しい音楽に触れることがあんまりないからなのかなあという気がする。

なんというか、20代とかの1番いろんなことに興味がある時期によく聴いた音楽たちが、もう自分の好みをある程度は決めちゃってるんじゃないかと思う。

まあ、年を重ねても新しい音楽をどんどん聴くという人ももちろんいると思う。

僕もたまに、知らない最近のバンドの曲を聴いて

「お、これいいなぁ」

と思うときもあるけれど、なんというか20代のころのような

「うわー!なんだこの曲は!すごいカッコいい!」

みたいな、もう気分も高揚して笑ってしまうような感動はない。

やっぱり何十回、何百回も聴いた曲、アルバムだとしてもビートルズの最新の音質のアルバムは感動するし、気持ちも高揚してワクワクする。

まあ、もしかしたら食べ物の好みと似ている感じもしていて、ある程度の年を重ねるとあんまり新しい食べ物って食べないし、自分の好きな定番に落ち着く気がする。

とはいえ、新しい音楽との出会いってふいにやってきたりするものだから、それも楽しい。

もしかしたら、たまたま聴いた最近のバンドの曲がこれからのお気に入りになることもあるかもしれない。

なので、そういった出会いも楽しみにしながら、のんびりと大好きなビートルズを聴こうかなと思う今日このごろです。



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ささきたけよし
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