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【思考整理】相手に納得してもらえる2つの方法【結論:目的と主語を明確にしましょう】

こんにちは。現役社会福祉士のタカヒロです。

今回は、思考整理における2つの方法について考えてみました。

2つの方法というのが、下記の通り。

思考整理の基本はブレない目的を持つ
主語は「私」ではなく「相手」

この2つの方法は僕がよく活用する思考整理です。ほとんどこの2つで、職場内外との仕事を乗り切ることができています。

それでは、それぞれ解説していきましょう。

思考整理の基本はブレない目的を持つ

突然ですが、文章を書く際の質問をします。

内容から書き始めますか?
タイトルから書き始めますか?

僕は、必ずタイトルから書き始めます。これは目的をしっかりさせるからです。

内容を書いていると、途中で何を書いているのかわからなくなるときがあります。そのとき、必然的にタイトルに戻って、この文章の骨格となる目的に立ち返ります。そうすると、書きたいこと、伝えたいことがブレることはありません。

思考整理でも同じことが言えます。

思考整理をする際、

「何のために整理するのか」
「誰に向けて整理するのか」

という目的を持つことで、アウトプットまで考えた思考整理ができるようになります。

この目的がブレてしまうと、ただ書き出しただけ、ただカテゴリー分けしただけ、ということになり、それは伝える相手のニーズを無視したものになるので、当然相手の感情を揺るがすような説明はできません。

これから思考整理を念頭に頭の中を整理していこうと思う皆さんは、「行動する目的」を明確化して取り組むことをおすすめします。

主語は「私」ではなく「相手」

思考整理するとき、考えを説明するとき、自分中心で行動してしまうと「自己中心的」といったレッテルを貼られてしまいます。とはいっても、自分の利益を優先して何かを変えようと思うとき、どうしても主語は「自分」になってしまいます。

ですが、主語を「自分」にすると、どうしても「相手」となる聞く側は反発してしまいます。

それはなぜか?
人は「説得」されたくないからです。

「説得」とは、強いことばで置き換えると「言い負かされた」とも捉えることができます。そうなると、「言う通りにはなりたくない」「あいつばかり利益を得ているように思える」などと負の感情が先行してしまいます。そうなると、当然説明に対して反発してしまいます。

ではどうしたら良いでしょうか。

僕は、説得ではなく「納得」してもえるように行動するよう気をつけています。

「納得」とは聞いている相手が「そういうことか。なら承認しよう」「そういう説明なら必要だな」などと、自ら前向きに解釈して結論を導くことです。そのためには、相手に決めてもらえるように考えをまとめ、説明する必要があります。

そのために主語は「相手」のニーズに向ける必要があります。相手がどのような説明なら納得するのか、相手のニーズやポリシーを調査することです。

徹底的に相手の立場に立った思考整理や説明をすることで、信頼関係も構築できます。ここで大事なエッセンスは「相手の行動が変わると自分の利益にも繋がる」という思考整理が必要になります。

相手のことばかり考えるのも素晴らしいことなのですが、それではボランティアみたいなものになります。「主語を相手にしつつ、自分の主張も入れていく」ことができるようになると、格段に思考整理の質が向上するので、ぜひトライしてみてください。

まとめ

今回は、思考整理における2つの方法について考えてみました。

2つとも僕が実践していることなので、あまり難しくないと思います。明日からすぐ実践できるものばかりです。

そして、相手に「納得」してもらえるような説明ができるよう、意識を持つことが大事だと思います。

この記事が少しでも、皆さんの今後の行動に関係できれば幸いです。

では、今回はここまでとします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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平畑隆寛@社会福祉士
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