今年度の社会福祉士としての取り組み【仲間の存在が成長を加速させてくれる】
こんにちは。社会福祉士のタカヒロです。
今回は、社会福祉士としての今年度の活動予定について考えてみました。
先日こんなツイートをしました。
では、3つの予定について考えていきます。
成年後見人材育成研修受講
今年度は成年後見人材育成研修を必ず受講したいと思っていました。2月から県社会のホームページや「成年後見人材育成」などのワードで検索を繰り返していました。
どこの県もコロナの影響で研修案内を出しておらず、4月になってようやく案内を見つけても関西や中越地方で、落胆を繰り返す毎日でした。
4月13日にやっと見つけた隣県の研修案内。思わず「おぉー!」と声を出して喜びました。
どうしてここまで成年後見人材育成を受講したいのか。自分なりに考えてみました。
これに尽きると思います。
本業では介護老人保健施設で支援相談員や事務長補佐でソーシャルワークを行っている反面、運営にも関わっています。
運営業務の色が濃ゆくなると、ついついソーシャルワークから遠のき「安定した収入と経営戦略」にシフトしていきます。
これも大事な仕事の一つですが、やはり社会福祉士としての価値・知識・技術を発揮したいと考えるのが切実です。
そこで昨年から成年後見業務をしたいと思うようになりました。僕が捉える成年後見業務は真正面から利用者の権利をアセスメントし、その人らしい生活を擁護するための支援を実践することと考えています。
僕が社会福祉士としての拠り所とする意味でも成年後見業務に携わり、適切なソーシャルワークを展開できるために成長したいと切望しています。
本日申し込みを行い、県士会から認められれば5月末から研修が開始します。
7月までのオンライン中心の研修になりますが、希望していた研修を受けれるところまで来たので、受講するのを楽しみにしています。
基礎研修講師
今年度から社会福祉士会が主催する基礎研修の講師活動がスタートします。
2年前から基礎研修委員に所属していますが、体調不良や本業が多忙であったことから講師活動を休止していました。
本年度からようやく講師としてデビューしますが、今まで見てきた講師活動とは違い、オンラインで集合研修を開催したり専用アプリを活用した課題提出など、利便性が向上した反面、勉強しなければならないことも多いです。
そのため常に不安を抱えている状態ですが、委員会のメンバーによる温かい助言やサポート体制により、着々と準備を進めています。
講師活動をする上で、大事にしていることがあります。
これを目指しています。
講師の一方通行の研修ではなく、講師も受講生と同様に学ぶ姿勢で講義に取り組む必要があると思います。
事前準備を入念にすることで受講生の心に響き、受講生の気づきに学ばされることもあります。共に学び合う姿勢を共有することで、基礎研修の質をさらに上げていき、僕自身も社会福祉士として成長したいです。
県社会福祉士会の理事活動
clubhouseで毎週話している社会福祉士の仲間から、県士会の理事に立候補することを勧められました。
そのとき僕は「荷が重すぎる」と難色を示しましたが、僕のことを良い面も悪い面も知る仲間から「タカヒロしかいない」と背中を押されたことはとても嬉しかったです。
職場でも立候補の打診を受けたことを相談したところ、事務長から「自分が今のタイミングだと思うなら立候補したほうがいいのではないか」と前向きな言葉をかけてもらいました。
職場の理解も得たことから理候補することに決定。そこから理事として何ができるのか考えました。
このように理事活動について目標を立てました。
コロナで研修の主体はオンラインにシフトしています。県士会としても益々オンライン化は加速すると考え、在宅にいても移動の負担なく容易に受けれる研修体制をつくりたいと考えています。
特に僕が在籍している県士会は離島が多く、受講したくても諦めていた会員は多いと推測します。オンライン化が進むと学びの場が広がり、県全体の社会福祉士の質を底上げする可能性が高いと思っています。
今までの文化や恒常性を簡単に変えれるとは思っていませんが、粘り強く説明を繰り返し、どのような県士会を会員が望んでいるのか丁寧にアセスメントしながら理事活動を行っていきたいです。
まとめ
今回は今年度の社会福祉士会での取り組みについて考えてみました。
正直、1年間に3つの予定をこなしていくのは骨が折れることだと思っています。
しかし一人で抱え込まず、悩み立ち止まったときは信頼できる仲間に相談しながら一歩一歩前進していきます。
心強い仲間の存在が理解できているからこそ、今年度は忙しいながら自分の成長につながるよう頑張っていきます。
Twitterでも進捗や悩みなどツイートしていくので、エールを送っていただけると嬉しいです。
では、今回はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。