Voialy【vol.41】尽くすは自己満足度は高いが続かない
voice + diary = voialy
その日あった出来事や気付きを声の日記「voialy」としてお届けします。
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「お客様は神様です」ではないですが「お客様の為に!」とか「お客様がこう望まれているので。」という過度なお客様重視の方ってまだまだ一定数いらっしゃると感じておりまして、ふとそんな方の行動を見聞きして「あっこれって恋愛に似ているのかなー」と感じたので書きたいと思います。
恋愛でもビジネスでも"尽くす"タイプの方っていますよね
私、もう40過ぎまして"愛"だの"恋"だの、恋愛を語るという機会は殆ど無くなったのである意味レアなのですが、恋愛のパートナーに尽くすタイプの方って昔から一定数はいらっしゃったんですよね。
例えば
パートナーの好みにファッションだとか趣味を変えたり
パートナーの行動に合わせて自分の予定調整したり、キャンセルしたり
パートナーに頼まれたわけではないのに、色々と身の回りの世話をしてあげたり
パートナーの望むがままに行動して、それで相手が喜んでくれることで自分の喜びも感じる。
ただ、よくあるパターンとしてこういうのは結果、パートナーを甘やかせることになり、どんどんワガママになってくる。
「このくらいやってくれるだろう」
「このくらい要求しても大丈夫だろう」
という感じにどんどん要求がエスカレートすることになり、最後は自分も疲弊しきってしまうし、パートナーも甘えすぎなある意味"腑抜けた"人間になってしまい結末としてはハッピーエンドとはならない。
まぁ、それこそ20年前の昼ドラとか月9のような恋愛ドラマの"あるあるパターン"とも言えると思うのですが、クライアントワークのようにお客様から受託でお仕事をしていると、このパートナーの部分をクライアント、お客様に置き換えたかのような形でお仕事をされる方も時々いらっしゃるんですよね。
お客様の方を見て
「お客様が要望されているから」
「お客様がそう言っているので」
という判断基準で受けてしまう。
しかも恋愛と違ってビジネスの場合はチームで対応に当たることも多いわけで、恋愛であれば疲弊するのは受けた本人だけですが、ビジネスにおいては周りのチームメンバーも疲弊させてしまう。
そしてお客様はお客様で「言えばなんでもやってくれる」と考えるようになり、お客様自身の成長が止まってしまう。
結果、長いお付き合いにはなりにくいですよね。
win-win-winの関係でいたいという意識が大事
恋愛であればお互いに意見を言い合い、お互いの努力や協力で関係が成り立つのがベストですし、
ビジネスであればお互いの事情や状況もふまえて、互いに意見が言えるコミュニケーションの中で時には
「申し訳ないけど今回はここまでやってもらえないか」
「わかりました今回はここまでやりますがその代わり、次回はこのくらいにとどめさせてください」
という感じでお互いを尊重しあいながらまさにwin-winの関係を作り上げていこうという意識が大事なのかなと。
あと、ビジネスの場合は前述のとおりチームで対応することも多いわけで、顧客への愛と同じくらいチームへの愛も持って、平等に愛することも大事なのかなと思います。
言うなればwin-win-winの関係ですかね。
恋愛上手はビジネス上手
あと、恋愛上手はビジネス上手だよなとも思っていまして。
そういう方は「相手のニーズを的確に把握する能力」と「自身のバリューを的確に出せる能力」が優れている。
相手が今何をしたいと思っているか、何を欲しているかを的確に把握して、それに対して自分は無理のない範囲でどういうカタチでバリューを発揮できるか的確に判断して提供する。
提供できない部分は無理をするのではなく、きちんとできないと言った上で代替案を考える。
この能力が長けている人、優れている人は恋愛においてもビジネスにおいても結果を出しているんじゃないかなと思います。
ここまで散々「恋愛」云々と言ってきましたが、よく考えると「恋愛」をそのまま「夫婦関係」という言葉にも置き換えられますね。
そういう意味だと自分も今日書いたこときちんとできている。。。とは言いがたい部分もありますので、今一度しっかりと意識して家庭円満とビジネス円満、両方しっかりと目指したいと思います。
それではまた!