持続可能なまちへ(SDGsで未来をつむぐ)不登校の子どもを取り残さない
適応指導教室って聞いたことがありますか?
いわゆる不登校の子どもを対象にした公立の教育施設なのですが、
今年の6月22日、奈良県生駒市に小学生を対象にした「のびのびほっとルーム」が開設されました。人口約12万弱の生駒市には、不登校の傾向がある小学生は105人いる、とのことで、人口規模がほぼ同じであるふじみ野市でも、不登校の子どもの数は同じくらいと考えられます。
生駒市においては、中学生の不登校生徒を対象にした教育施設「いきいきほっとルーム」は20年くらい前には開設されていました。こうした施設は、いわゆる民間のフリースクールと呼ばれる場所があり、公立施設の場合、どうしても堅ぐるしさがあることから、民間施設が子どもや親御さんに好まれる場合があります。
ただ、現在はICT教育が導入されており、ITのリテラシーの習得は、子どもの人生を大きく左右するともみられます。ITC教育で民間よりも優位にある公立施設が、こうした子どもに学びの場を提供する意義はとても大きいといえます。