おばあちゃんになっても心は新人のまま
益田ミリさんの「お茶の時間」というコミックエッセイを読んだ。
益田ミリさんがカフェでお茶をしていると、母娘がやってきて、娘側の気持ちに共感するというエピソードがある。
わかるなぁ。
わたしの場合は新人さんに共感する。
この前スーパーに行ったら新人さんがレジの使い方を教育担当者から教わっていた。
心の中で「一度にたくさん教えてもらっても覚えられないよね...」とか「メモするタイミング難しいよね
...」など、無意識に新人さんの気持ちに焦点を当てていた。
友人とご飯行くと、話題になるのが仕事のこと。
今までは新人あるあるで盛り上がっていたけれど、最近は違う。
「新人に何回同じことを言っても覚えてくれない」
「なんでこんなに簡単なことできないんだろう」
いつの間にか教育担当者あるあるになっていた。
そのあるあるに入れなくて焦ってしまう。
27歳でパートも含めて転職回数7回のわたしには耳の痛い話だ。
わたしはできない側の新人だし、教育担当者になったことがない。
友人はスーパーでの新人さんと教育担当者を見たらどっちの気持ちに焦点を当てるのかな。
新人の気持ちに焦点を当てるってことは、初心を忘れていないととれるし、成長していないともとれる。
このままでいいのかな。
友人と自分を比べて焦る。
でも、おばあちゃんになっても心は新人ってちょっと面白いかもな。
意地悪なおばあちゃんになるよりはいいか。
そう自分の心に言い聞かせて生きていこう。
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