Chat GPT×教育について
本日、日本アクティブ・ラーニング学会に行ってきました。
知り合いの先生がいらっしゃって、その関係で伺ってきました。
【特設ページTOP】日本アクティブ・ラーニング学会第7回全国大会/AI時代の教育学会 2022年度第2回研究大会 | 日本アクティブ・ラーニング学会 (jals2030.net)
会場は、東京女子学園中学校・高等学校という三田にある学校ですが、新校舎がもはやビジネスオフィスみたいで驚いてしまいました…笑
ちなみに、23年4月からは芝国際中学校・高等学校として共学化してスタートします。
芝国際中学校・高等学校 (shiba-kokusai.ed.jp)
本題に入るのですが、最近話題となっているChat GPTについて多くの話があり、また既にChat GPTを教育現場に取り入れた実践例を紹介がありました。
コンテンツベースからコンピテンシーベースへ
Chat GPTはたまに使うが、知識ベースのことはほぼ網羅できてしまう。
講演を聞いているその場で、分からない単語も簡単に調べられるし、共通テストぐらいであれば、簡単に答えが返ってくる。
そこで重要になるのは、学校教育を【コンテンツベース】から【コンピテンシーベース】にしていくということだ。
教員はどうすればいいのか?
教員がいかに素晴らしい作問をしたところで、Chat GPTで調べたら答えはすぐ出てくる。学校内で禁止にしたところで、家で調べられればそれでおしまい。しかも、生徒学生が社会に出たらこの機能は普通に使えるわけです。
その時に一つだけ言えるのは、知識偏重学習は意味はないということです。
だとすれば、生徒学生がChatGPTを使う前提で、教員も生徒学生にどのようにコンピテンシーを育成するかを考える必要があると思います。
教科横断型の授業へ
このコンピテンシーベースの授業をするためには、単一教科だと限界があると思います。生徒学生には、教科の枠を超えたあらゆる知識、技能を総動員させて考えることで、コンピテンシーベースの授業が生まれてくるのではないでしょうか。
また、そうなってくると教員が知らないことも様々出てくると思います。
教科横断の授業をするためには、教員のマインドセットが非常に重要になると思います。
教員も生徒学生も含めて、その場にいるみんなが頭を働かせて、その結果楽しい授業になるのが"well-being"ではないでしょうか。