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資格マニュアの実践の鬼に変われた理由

セミナーを受けたときには、
「よいこと聞いたな!せひ、実践しよう!」
と思っていたのに、
気が付くと「何も変わっていなかった」なんてこと、
ありませんか?

実はこれ、私の実体験なんです。

私は、3つの国家資格を持っており、
それ以外にも、色々な資格を持っています。
俗にいう「資格マニュア」ってやつです。

学ぶことは好きなので、
色々なことを学ぶのですが、
実践をしないので、
本当の意味で身につかないんです。

「資格はあるけど、実践で使うことができない。」
そんな状態が続いていました。

資格マニュアから脱却できた出会い

そんな私を資格マニュアから脱却させてくれたのが、
「紙一枚」思考整理術の中のフレームワークである
「16分割メモ」との出会いでした。

「16分割メモ」は、簡単なフレームなので、
習うより慣れることが大切です。

「1に実践、2に実践、3,4がなくても、5に実践」
という感じで、
とにかく体で覚えて、フレームに慣れていきます。

「まずは、100枚かけ!」
と、言われるんです。

でも、100枚も何を書いていいのか、
分からないわけです。

最初は、何を書いていいのかわからず、
「マネージメントについて」とか、
「人材育成について」とか、
自分が興味があるのものの、
難しい内容について書こうとしてました。

フレームにも慣れていないし、
書く内容は難しく、
1枚書くのに20分も30分もかかりました。

「もう、100枚無理かも」

テンションは下がり、
筆は進まなくなり、
16マスのマス目を埋めることも
出来なくなってしまいました。

諦めようとした100枚チャレンジ

100枚書くチャレンジを辞めようかなと
思ってこともありました。

「1日最低1枚以上、100枚書く」

これは、誰から強要されたわけではなく、
自分が決めたことです。

どうしたら100枚書けるかを考えていく中で、
書く内容を、もっと簡単なことにしてみようと
考えるようになりました。

そして、色々と調べる中で、私がやろうと決めたのが、
テレビで見た内容をまとめたり、
1日の出来事を日記のように記録することでした。

まずは、書く内容に重点を置くのではなく、
毎日必ず書くことで、
フレームを使いこなせるようになることに
重点を置いたのです。

遊び気分で、気軽に出来る内容にしたことで、
10分以内には書くことが出来るようになり、
毎日書くにことストレスがなくなりました。

半分の50枚を過ぎるあたりからは、
「書くことが楽しくなり」
書くスピードが上がるとともに、
フレームの使い方にも慣れてきました。

書くことが楽しくなった私は、
1日に書く枚数も増えていき、
3か月もしないうちに100枚を達成することが出来ました。

実践してわかった定着させる奥義

100枚チャレンジを達成してみて、
感じたことがあります。

それは、簡単なことから、
始めることが大切だということです。

簡単な内容を書き続けることで、
書くスピードが速くなり、
書くことが楽しくなってきます。

さらには、書くことに自信が持てるようになり、
「このツールはすごい!」
「このツールは私の役に立つ!」
と脳が感じるようになります。

このことがとても大切で、
脳の無意識に、
「このツールはすごい、役に立つ」
と覚えさせることが出来ると、
ツールを使う力が自然と上がっていくのです。

脳がこのフレームを、
「楽しい、すごい、役に立つ」と思うことで、
マネジメントや人材育成などの
難しいことについて書いても、
「フレームの力」で書き進めていくことが、
出来るようになるのです。

初めてのことを定着されるには、
「確実に出来ることを何度もやる」
ことが大切になります。

色々学んでも定着しないなと
悩んでいる方の参考になれば幸いです。




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