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SBT(Science-based Targets)

科学根拠に基づいて企業が設定する、二酸化炭素排出量削減目標のこと。パリ協定が求める水準と整合した5年~15年先を見据えた目標を設定する。SBTによって、投資家にとってはESG投資の評価要素となる、リスク意識の高い顧客の声に答えることになり、サプライヤーに対して調達リスク低減やイノベーションを促進させることができ、野心的な目標は社員にとってイノベーションの必要性を意識させることができる。 
SBTを企業広めるため、CDP、国際環境NGOの世界資源研究所(WRI)と世界自然保護基金(WWF)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)の4つの国際機関によってSBTイニシアチブが2014年9月に設立された。世界中の主要な企業の参加は増加しており、2020年3月時点で840社が参加している。日本国内企業も89社が参加している。(参加社数は認定企業数と認定をコミットしている企業数の合計)

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