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今時の書店に行ってみて思う、今時のこと。

2019年10月にとある本屋がオープンした。
その本屋は、新潟市中央区にあるのだが、普通とは少し違う。

どこが違うか…


そう、無人なのだ。

名前は「今時書店」。古本屋だ。そして、今時だ。
まず、店内に入るにはブックメンバーの登録を済まさなければならない。今時書店のホームページから、住所・電話番号・メールアドレスなどの登録が必要だ。1分もあれば終わる。登録が終わると、24時間以内にIDナンバーが、登録したメールアドレス宛に送られてくる。僕の場合は、1時間ほどで届いた。このIDナンバーが入店の際、必要となる。

IDナンバーの発行が完了したら、あとはお店に向かうだけだ。お店の入り口には、鍵が付いているので、IDナンバーを入力して店内に入る。

店内はこんな感じだ

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この通り、店員はおらず、右側にセルフレジがある。
僕が行った時は、お客さんもいなかったので、一人ゆっくりと本を眺めることができた。店内は木の香りがして、とても落ち着く。自分の部屋にしたいくらいなんだが、難しそうだ。

本のジャンルとしては、小説・ビジネス・写真、漫画もあったかな?など、幅広く置いてある。ただ、本の数はそれほど多くないかも。ちなみに、僕は小説を中心に見ていたのだが、いい本を見つけたので、即購入。値段は他の古本屋に比べると、安いように思える。本来なら、1600円くらいする単行本を、100円で買った。しかも、目立つ傷や汚れもない。かなり、いい買い物をした。

現金での支払いはできず、電子マネーのみとなる。VISAやmastercard、PASMO、PayPayなどが使用できる。使用できる電子マネーは、ホームページにも記載されている。


「今時書店」、名前の通り、今時だった。
キャッシュレス決済に無人化。必要のないものは削ぎ落とし、その分、こだわりを強くする。人手不足が深刻化している現在だからこそ、できることなんじゃないかな。

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