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タブレット型PCのススメ①

皆さんの多くは会社でデスクトップ型またはノートパソコンを使用し、そこではキーボードとマウスを使用、一方プライベートではスマホを活用し、そこでは当然ながらタッチパネルになります。そして、両者のイイトコ取りをしているのかタブレット型PCでして、代表例としてはマイクロソフトのSurfaceがあります(私は今はSurfaceではなくDellのタブレット型PCを使っているのですが、その経緯は別の機会でご説明します)

まずタッチパネルの良さは何でしょうか?
まずその容易な操作性でしょう。アプリを指でタッチすれば全て済んでしまうわけでマウスをカチカチして操作する必要もありませんし、これまで沢山覚えていたウィンドウズ関連のショートカットも大分不要になるでしょう(ただ仕事にはショートカットを一定程度覚えていく必要はあり、別の機会に私が使っているショートカットは共有します)。生産性に拘る人はマウスを極力使わない人が多く、私もそれには全く賛成なのですが、タッチパネルを使えばそもそもキーボードすら使わなくて済むケースが増えると言うわけです。関係を示せばタッチパネル > キーボード >>>> マウスといった感じでしょうか。

ただ、残念ながらスマホで仕事は難しいでしょう。私も会社貸与のi-phoneを使っていますが、用途はメールチェック、簡単なメール返信、タスクリスト編集くらいでその点では便利ですが、込み入った作業は機能的にもサイズ的にも無理でしょう。またメールチェックに関しては、同じメールであってもスマホの小さい画面で見るのとパソコンサイズの画面で見るのとでは受け取る印象が違ってくるように思います。送り主がさらっと書いた文章であっても、スマホだと何行にもなってしまうため細かい印象を受けますし、私自身がややネガティブに受け取ってしまう可能性もあるのかなと思っています。従って、込み入ったメールを読むときは敢えてタブレットなど大きめの画面で見るようにしています。

ではPCの良さは何でしょうか?それは普段通りに仕事が出来ることでしょう(ここではWindowsを前提として話を進めます)。何を当たり前のことを・・・と怪訝に思われる方もおられるかもしれませんが、今やスマホやアップルのタブレットであるiPadでもMicrosoftアプリは使えるは使えますが、やってみると普段通りには使えないものです。例えば、読み取りはできるが作成が出来ないとか、普段使っている機能が使えない(ショートカット、VBA etc)、互換性がない・・・など、とにかく制約がかかり、ユーザーとしてはストレスがかかります。そしてこういったことは実際に使ってみるまで分からないものです。結局、Microsoftのアプリは基本的にWindows搭載のPCでの使用が基本となっていて、他は亜種とも言っても良いと思います。こうしたことに頭を悩ますくらいなら、普段通りに仕事をするには1番オーソドックスなやり方がベストと言うことにもなります。が、これって一周して元の地点に戻ったことになり、何の前進もありませんよね・・・

で、その良いとこどりがタブレット型PCです!現実的な選択肢としては以下2パターンしかないのが残念なところですが、他のPCメーカーもこれから参入して欲しいとは思っています(といいながら、5年くらい経過してしまいましたが・・・)

① 本家本元Microsoftが出しているSurface

②DellなどのPCメーカーが出しているWindows搭載のタッチパネル型ノートPC

まず①ですが、これが王道でしょう。Microsoftは仕事で使えるタブレットと言うテーマでSurfaceシリーズを売り出しており、さすが目敏いなと思います。ただ、価格は本体に加えて、スタイラスペンとキーボードを加えれば結局15万円はしてしまうでしょう(Proシリーズはどんどんアップグレードされており、旧モデルだったら安く買えるのかもしれませんが)。②の方もそれくらいするので、まあ生産性改善のための初期投資と考えるしかないでしょう・・・

さて、私は現在Suraceを使っていないのですが、その理由はあまりに色んなものが壊れやすいということでした。私がSurfaceを買ったのは2015年とSurface Pro3時代でしたが、当時はタイプカバーの生産が間に合っておらず、1か月待ちとか言われる始末で生産体制がアップアップだったこともあるかもしれません。とにかくペン、キーボード、本体がすぐに壊れてしまい、保証期間が過ぎるといよいよ耐えられなくなったというわけです。ただ当時と今とではだいぶ状況も異なっているかもしれず、実際最近Surfaceを買った人は私のようなトラブルに遭遇することもなく快適に使っているようです。

現在の私は②に該当し、具体的にはDellのInspironシリーズを使っています。正確にはタブレットではなく、タブレットっぽいノートPCということになります。素人的な考えになりますがやっぱり餅は餅屋と言うことでPCはPCメーカーの方が安心感があると思っています(Microsoftはもともとソフトの会社であってハードの会社では無いですからね)。ただそのDellのPCも昨年はマザーボードに液体混入とかいうことで修理に出すことになったわけですが、結局自分の身は自分で守らなければならないと言う事かもしれません。ノートPCは、本来デスクトップであれば重い本体が必要になるところを軽量化しているわけで、その分やはり本体に負担がかかりやすいのかもしれません。今から思えばファンがうるさかったり本体が熱くなっていたわけで、冷却関連の対応をしておけば修理せずに済んだのかもしれません。いずれにせよ、PCについては(に限りませんが)色々自分で調べて対応方法の記録をつけることが重要のように思います。結局、困るのは自分ですからね・・・

結局まとめると、下表のようになります。これを踏まえて色んな端末が乱立する中で、用途にあった使い方の組み合わせを追求するのがベストと言えるでしょう。

比較

いずれにせよ、1回タブレット型PCで仕事をする快適さに慣れてしまうと、従来型のパソコンには戻れないと思います。久しぶりに通常のノートPCを使うと、タッチしても意味がないとは思いつつ、ついつい画面をタッチしてしまう自分がいます。次の記事ではタブレット型PCを使った具体的な仕事術について書いていきたいと思います。

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