腰椎椎間板ヘルニアとは?part1

こんにちは。

今回は簡単に腰椎椎間板ヘルニアについてまとめてみようと思います。

腰椎椎間板ヘルニアとは、脊柱(いわゆる背骨というやつです)を、構成するついた後椎体の間に存在する椎間板の髄核が突出し、神経を圧迫することによって痛みや痺れが出る疾患です。

まあ言葉的によくわからない人はわからないと思うので、こちらをご覧ください。

画像1

この赤いところが椎体と呼ばれる骨。

青いところが椎間板と呼ばれる、まあわかりやすく言えばクッションみたいなやつ。

それで緑の部分が髄核と呼ばれるものが外に出てきたヘルニア。

ちなみにこの画像は僕の手術前の画像です。笑

椎間板ですが、白く写っていればまあ正常に近いと思います。

これが黒く写るということは…

ようは椎間板的にはやばい状態になってきているということです。

やばいというても、椎間板は加齢で徐々に潰れていくと言われているので…

黒く写っているから必ずしもやばいとは言い切れません。

ただ負担がかかっているということの一つの指標にはなると思います。


一般的に言われているなりやすい年齢は、20代から40代の男性と言われています。

男女比はだいたい2〜3:1 みたいです。

ちょっと古いものですが、20年間ヘルニアの手術を行った636例の平均年齢が37.4歳だったそうです。

65歳以上は3.5%と非常に少なかったみたいです。

僕の年齢くらいが多いということですね。笑

ちなみに僕は2022年で35歳です。笑


次に背骨のどの部分に起こりやすいかということですが、1番多いのがL4/5の部分。

次いでL5/S1の部分。

この2つ以外はあるにはあるようですが、割合的にはかなり少なくなるみたいです。

よくわからない人はこちらも一緒にご覧ください。

画像2

ぜんぶ緑ですみません。笑

僕はL5/S1の部分のヘルニアでした。


つぎにどんな人がなりやすいかというと…

まず、重いものを持ったりする仕事の人の発生率が高いと言われています。

また長時間座っている仕事、運転手さんや事務仕事の人もリスク的には高くなります。

喫煙者もなりやすいと言われています。(非喫煙者に比べ20%ほど高いそうです)

なんでもそうですが、悪い姿勢での作業は基本的にはリスクですね。

あと、遺伝的な部分も言われているようです。

家族にヘルニアで手術した人がいる場合は気をつけた方が良いかも?

ちなみに僕は祖母がヘルニアで手術しています。笑


では今回はここまでにします。

少しずつヘルニアについて出来るだけ簡単に説明していきますが、あまり期待しないでください。笑

最後までお読みいただきありがとうございました。


参考文献

稲毛一秀:腰椎椎間板ヘルニア.整形外科看護2021 vol.26 no.5

磯崎弘司:腰椎椎間板ヘルニアの病期別理学療法ガイドライン.理学療法 19巻1号 2002年1月.

青木一治:腰椎椎間板ヘルニアの理学療法のための検査・測定のポイントとその実態.理学療法21巻1号 2004年1月.

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