腰椎椎間板ヘルニアとは?part2
こんにちは。
今回は腰椎椎間板ヘルニアとは?
ということでpart2を書いていきたいと思います。
part2は画像的な部分と治療選択について。
まず画像をご覧ください。
この矢印で示している後縦靭帯を突き破っているかどうかが一つの焦点になります。
この画像の現状は、脱出型と言われている状態。
ちなみに画像はないですが、この画像を撮った3週間後、つまり術直前の画像は、もっと飛び出している状態でした。。。
黒いのが飛び出してると思いますが、その出てる方の白い部分が神経で、つまりそこが圧迫されると痛みや痺れが出るということです。
この後縦靭帯と言われている部分を突き破ると、穿破脱出型といいます。
ここからさらに膨隆した部分が分離した状態、いわゆるヘルニア部の連続性がなくなった状態を遊離型と言われる状態です。
遊離体に近づくにつれて吸収されやすくなるとは言われているようです。
なので、穿破脱出型と遊離体型は手術しないでも治っていく人が多くなります。
要するに手術しないで我慢していればそのうち消えるよー。みたいな感じです。笑
逆に僕の状態、いわゆる上の画像のような状態が1番痛い可能性があり、手術になりやすい状態みたいです。。。笑
また腰椎椎間板ヘルニアは基本的には保存療法の、選択になることが多いですが、手術に至る割合は2〜5割程度と幅があり、症状の強さが関係しています。
なので症状が強ければ手術になる可能性は高くなります。
ちなみに僕は足が地面につけないくらい痛くなりました。
いくら手術すると仕事を休まなきゃいけないって言っても、足がつけないのに仕事どころではなかったので、それならすぐ手術して、できる限り休む期間を短くしようと考えました。。。
他に手術するかしない状態というと…
痛みが治らない。強すぎて歩けなくなる。
痺れや感覚が鈍くなる。
排尿、排便障害が出る。
ここまでくると神経の圧迫がかなり深刻な状態になるので、手術が必要ということになります。
ちなみに一般的に1番軽い状態は、膨隆型といって、画像ではちょっとでてるかなー?みたいな状態。笑(簡単に言うと:厳密には違うかもしれないのでご了承願います)
とりあえず今回はここまでにしておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考文献
稲毛一秀:腰椎椎間板ヘルニア.整形外科看護2021 vol.26 no.5
磯崎弘司:腰椎椎間板ヘルニアの病期別理学療法ガイドライン.理学療法 19巻1号 2002年1月.
青木一治:腰椎椎間板ヘルニアの理学療法のための検査・測定のポイントとその実態.理学療法21巻1号 2004年1月.
腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン 改訂第3版