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おいLead、お前Leadか?かわいそうに、こんなに小さくなって・・・

ある日突然知り合いが小さくなってたらびっくりしますよね。

ビジネスの世界ではよくあるかと思うんですが(もちろん実際の人が、じゃないですよ)、みなさんあまり「大丈夫そ?」って声かけないのはなんなんでしょうか。

マーケの皆様は特に気にした方がいいですよ。

1Lead獲得するのに相当会社の金を使ってますからね・・・。社内の全員捕まえて「うちのLead大丈夫そ?」ってヒアリングしましょう。

ちなみにこういう話を例えばマーケから営業/セールスにもっていって、営業/セールスにお前らの取ってくるリードが悪い、と殴られるまでがワンセットなのでぜひ社内で実践してみてください。

健全な話し合いが事業成長には欠かせません。

弊社では毎日このような健全な殴r…話し合いが開催されておりますので、ご興味ある方はぜひお越しください。

というわけで?今回はファネルと計測の話です。

マーケの最重要かつ難易度高い部分ですので、お役に立てたら幸いです。
超基本的な部分をひたすら書いてるので、経験豊富なかたはそっ閉じお願いします。

全部ファネルが悪い(過言)

さて、上のサムネを見ていただければわかるんですがマーケターの方がよくみるファネル図ですね。上部にたくさん人がいて、成約に至るのはごく一部だと、まぁつまりはそういう文脈でよく用いられています。

もっとこう…時系列とかアップセルとか加味していただいて・・・と思わなくもないんですが、2024年現在やっぱり上記の図が参照されることが多いです。

ファネルの数値把握大丈夫そ?

上記はあくまで概念であり、直観的には正しい気がします。が、本当にそうかを確かめてみたことはありますか?

意外とこの辺り見逃しがちかと思います。
なんとな~くエクセルを見ててもそ意外と見過ごしてしまうものです。グラフにしたり時間をおいて鑑賞したりして、じっくりと向き合いましょう。

実際に数値を当てはめてみた方の声はコチラ

・想定通り、つぼ型でしたね
・意外とひょうたん型だったな・・・
・えっ、うちの会社のファネル、ひょうたん型???!!?? そんなことある???

架空の声

などなど普遍的に信じられているが自社の数字を当てはめてみると面白いことが往々にしてあります。

こういった基本的な部分をちゃんと立ち返ってやってみると意外な改善点が見つかるかもしれません。

KKDもバカにならない

とはいえ、
「キミキミ数値化ばっかじゃ味気ないよ、人間味も大事!」って方、よくわかります。おっしゃる通り人間は基本的には投下時間によって第六感が鍛えられますからね。盲目的にバカにしちゃいけません。

つまり玄人の「んんん??」となるポイントは大体正解なことが多いんです。折角なのでこういうデータ分析をする時には、キャリアの先輩方を捕まえてお悩み相談をしてみることもおススメです。

「ウチの事業ってどこがボトルネックだと思います?」
「コレ見て違和感感じますか?」
のようにコミュニケーションをとってみると自分では気が付けなかった意外な点を指摘をいただけるものです。

目の当たりにするとほぼ魔法にしか感じませんが、よくよく話を続けるとそうやって数字を見てるんだ!みたいな素晴らしい発見があったりします。

とはいえ直観とデータを掛け合わせるとより安心できますので、(結局は)データ持ってきて分析するのはやりましょう。

推測するな、計測せよ、というけれど

成約までのジャーニーを経て随分と小さくなってしまったLead(概念)と対面して慌てふためき、医者に駆け込みたくなる気持ちはよくわかります。

ですがまだ、です。落ち着いてください。下記の文章を読んでください。

Rule 1. You can’t tell where a program is going to spend its time. Bottlenecks occur in surprising places, so don’t try to second guess and put in a speed hack until you’ve proven that’s where the bottleneck is.

Rule 2. Measure. Don’t tune for speed until you’ve measured, and even then don’t unless one part of the code overwhelms the rest.

Rob PikeのNotes on Programming in Cより

英語!!!!最悪だ!!!!って思った方、大丈夫ですよ。世は便利になりました。上記の文章をドラックで選択したらうまいこと翻訳してくれる世の中です(テクノロジー最高!)

脳内の声

正確な翻訳は機械翻訳にお任せしますが、
超ざっくり意訳すると(ちゃんとをみつけて)やるべきことをやれ、と訳してしまってよいでしょう。

この文言、(特にエンジニア界隈の)各所で引用されていますが、実際なかなか難しいよなぁと感じます。というかそもそも計測が難しい、と思いませんか。

例:データ・・・型???

時を戻して201X年、新社会人を迎えた私はデータの抽出と加工にいそしんでいました。腕をぐるぐるさせながらやるぞ~となった直後に頭を抱えたのを今でも覚えています。

ツール上では2024/10/1で表示されていたのに、ダウンロードしてエクセルで見てみると1727740800になって泣きそうになったり、なぜか19700121T085540.800+0900になって机に突っ伏したり…そこで知ったのがデータ型の概念でした。

分析しようね~!と気軽に言われるんですが、各種ツールの仕様に始まりマイメンだと思ってたスプシとかにも知らん概念がいっぱいあったことをこの経験を通じて学びました。

こういうのを乗り越えてやっと分析なのでやっていきましょう。

変数と定数の話

うまく前処理が終わり綺麗なグラフが出てきましたが、それで終わりではありません。むしろそこからがスタートです。

動かせそうな数字である「変数」を導いていかないといけません。もっと言うと変数を「どう動かすか」を考えないと意味がないんですよね・・・。

「で?」に応える仕事=マーケでは?

先輩からの「で?」ってこの世でn番目に聞きたくない1文字+疑問符ですよね。数値出ました~~~と持っていて言われるやつです。さっきも言いましたが分析して終わりじゃないんですよ。

「変数が分かった」うえで「おまえどうしたいの?」というのに答えないといけません。

(こういうコミュニケーション手段って、個人的にはまぁ思うところは各種あるのですが)

  • 動かせそうなもの「変数」をみつけ最大化していく

  • 仮説の立案と実行

そんな姿勢が我々マーケターには必要とされているんじゃないでしょうか?なのでこういうありがたい一言フィードバックをいただくわけです。

ちなみに短い社会人経験から導き出された「お前どうしたいの?」に対する最適なアンサーは
①「dふぁl;kkじぇふぉあlうぇいjっっっす(絶叫)!!!!!」
②「そんなこと言わせてごめんな(抱擁)」
の2択です。

作者の戯言なので真に受けて試さないでください
 

次回!ダッシュボード作るっ!(の前に探せ)

よし、変数はコレ!毎日見られるようにダッシュボード作って毎日可愛がるぞ~、と意気込んだ方。ちょっと待ってください。

社内でそのダッシュボードすでにあったりしませんか?

そもそも皆が認識合わせをすることが目的のダッシュボードを量産してもあまり意味はありません。集中できるよう、せいぜい3個くらいに収めましょう。

終わりに

さてよくある概念~計測の大切さについて、またそのあと何をしていくべきかについてつらつらと書いてきました。

こういった基礎的な話ってあまりしてもらえなかったな~となったので、これから分析を始める方や純粋に自社大丈夫そ?ってなってる方に参考となれば嬉しいです。

3,300字を超えて疲れたので、ここまで読んだ方はぜひスキを押して帰ってください。お疲れさまでしたっ!!!!

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