粛々と、感激して過ごす。
歳時記と共に暮らしている。
節目は大切にしたいが「大晦日だ」「正月だ」と騒ぎたくはない。
しかも今年は喪中。
実家の母は人生で初めて一人で正月を迎える。
いつも通りに年を越せることがいかに有難いか。
普通に過ごそう。
保育園代わりに、ジジババが息子を預かってくれることに。
普通に作業しよう――として気が付いた。
買ってあった芝居の配信チケットの期限が迫っている。
観劇の類は私の場合、経費。つまり仕事。
娯楽じゃないのよ舞台はほっほ~♪
リラックスして観たいのでジャージに着替え直す。
せっかくなんで傍らにポテチを用意した。
ノンアルビールを添えて。
なぜかほろ酔いになったので幕間でワインを開けた。
舞台に感動し、熱いメールを関係者に送り、そのままでは気がおさまらず、一人二次会をした。
帰宅した妻に「お正月モードですか」と微笑まれ、
息子にも「なんのパーティしたの?」と追及された。
仕事です。キリッ。
……大晦日こそ普通に過ごそう。
大年の朝のトースト目玉焼き
(おおとしのあさのとーすとめだまやき)
季語(仲冬): 大晦日、大三十日(おほみそか)、大年(おほとし、おほどし)、大つごもり、徐日(ぢょじつ)
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※ちなみに観劇した舞台は、グワィニャオン公演「マツバラQ」でした。