自己紹介。そして、私はなぜワイン会という沼にはまったのか?(序章)
自己紹介
はじめまして!とっぽじーじょと申します。
プロフィールにも記載がありますが、2000年代に九州にある大学を卒業し、東京で就職し、東京に十数年住んだあと、2021年ごろにコロナ禍を機に地元に戻ってきました。今ではリモートワークをしながら時々東京へ出張しつつ、地元と東京の2拠点生活をしております。
現在のスペックは以下の通りです。
年齢:30代後半
仕事:IT系リモートワーク 新卒で東京の会社へ就職
さて、新卒から十数年住んだ東京はとても魅力的なところで、九州のザ・辺境田舎者(自称:田舎っぺ大将)の自分にとって、とても刺激的で楽しい日々でした。このnoteでは、そんな田舎者が東京で経験した、奇妙で楽しい日々について発信することを中心にしたいです。よろしくお願いします。
新卒から十数年、20代、30代前半の多感な時期を過ごしてきた東京での生活ですが、2017年ごろに飲み会で知り合った友人Bに誘われて、ある社交場に参加することになります。そこから私はそのある会に頻繁に参加するようになるのです・・・・
そして、私はなぜワイン会という沼にはまったか?
きっかけは、とあるパーティー?でBと知り合ったことでした。
2017年秋頃、すこし肌寒くなってきたかな?という季節の変わり目の土曜日の夕方、その日以前開催した合コンで知り合った女性から合コンパーティのお誘いを受け新宿の歌舞伎町に向かっていました。新宿の歌舞伎町・・・田舎者の自分にとってはかなりハードルが高い場所で、正直あまり好きな場所ではありませんでした。当時は声掛けやキャッチなども横行していてすぐに声を掛けられたりするので非常に居心地が悪く、「可能であればあまり近づきたくない場所」として自分の中で認定していた場所でした。一方で私はゲームの「龍が如く」の大ファンでございまして、歌舞伎町に行くたびに「神室町」という認識の転換が脳内で発動し、「聖地巡礼に脳汁が出まくる」という二律相反した思いももっておりました。嫌いと好きが自分の中で共存する場所。歌舞伎町は自分の中ではそのような街でした。
歌舞伎町の謎の店
女性から指定されたお店はその歌舞伎町を抜けて新大久保のホストクラブ街の一角にあり、歌舞伎町の一等地を抜けなくてはいけません。お申し伝え忘れていましたが私は「殺し屋1」が大好きな漫画で、雑俎うとした歌舞伎町を歩きながら「ここがベトナム人のエリアか」「あれが有名なライオンズ(ヤクザ)マンションか」と二重で「聖地巡礼に脳汁が出まくる」という体験に浸っておりました。今書いていて、ふと思ったのですが、私は歌舞伎町が超好き なのかもしれません。これが俗にいう「大嫌い!大嫌い!大嫌い!大好きっ!Ah~!」なのでしょうか。
さて、指定されたお店は歌舞伎町ホストクラブ街の一角(*)にあるのですが、な、なんということでしょう。お店の看板がありません。「そんなことあるのか?笑」と思いながら女性に連絡すると。
「今いくね〜」というLINEの返事が。もうこの時点で怪しさ満点で、怖い感情が昂ってきておりました。「今すぐ帰って探偵オペラミルキィホームズを見たい」という欲求を抑えつつ、女性の迎えを待ちました。
「お待たせ〜!」
その看板の無い見せから女性がでてきて、お店の中に入るように手招きをしていました。私が促されるままにその店に入っていったのでした。
そのお店なのですが、記憶している限り、、思ったより人が多くて賑やかな感じでした。店内には10-20名ほどの若いお客さんがそれぞれのテーブルで合コンのように男女向かい合わせで座っていて普通に飲み食いを楽しんでいました。ただ、何か違和感というか、なんでしょう、、、言葉で表現できないのですが、「マルチ臭」がぷんぷんするんですよね。お店の前に看板が出てないので外からの集客ができないのと、初見では絶対場所もわからないので、誘っていく感じになるんですよね。今思えば誘ってくれた女性もマルチ臭がぷんぷんするお方でした。彼女自身はすごく良い娘だったのですが、その後、女性側から食事のお誘いのLINEが来たり、フットサル大会に誘われたり、謎のセミナー(マルチの方のセミナーではなくマーケティング関連だったと記憶)に誘われたりしたことがありました。私はすべての誘いを受けていたわけではないのですが時間が合えばいろいろ参加したりしていました。フットサルと飲み会には行きましたね。その場で何か明確に勧誘されたというものはないのですが、そこから恋愛に発展することもなく・・・という感じだったので自分の中で「謎の違和感」というものが常にありました。なんでしょう、この感覚。
*(補足)このお店の正確な場所忘れました。。。確かラーメン二郎的なラーメン屋の前あたりだったと記憶しています。おそらく名前もあったと思うのですがまったく記憶にありません。看板は絶対なかったです。あと裏口から入店するんですよね。お店の正面入り口は閉まってて。とにかく怪しくて怖かったという印象しかありません。
謎の店での出会い
さて、女性にお店の奥に通されると、店の奥に個室で仕切られたスペースで10畳くらいの立食エリアがあり、そこに男女合わせて10名ほどがすでに参加していました。個室の中央のテーブルにお酒と軽いおつまみがあり、それらを食べながら男女で会話を楽しむ。という形式のようでした。「ようでした」と言っているのは、案内されてからまったく何の説明もなく、開始の合図もなかったからです。到着して「さあどうぞ」という形で放置プレイです。気づいたら女性もどこかに消えていました。例えるならライオンの檻に入れられたカピバラのような心境ですね。はい、戸惑っている暇もありません。私はとりあえずお酒を選びながら「どんな人が来ているのかな?」と参加メンバーを物色しました。中にはすでに男女のグループができており会話が盛り上がっているところもありました。「あそこに突撃するのは精神的にきついな・・・」と思いつつ、男性陣を味方につけるべく孤立している男性がいないか探していました。そこで最初に目が合ったのがBでした。Bは有名人で例えるならN島秀俊似のイケメンで、これは女性陣がほっとかないだろうというような雰囲気の男性でした。私はBに近付いて軽く挨拶をしてこの会の情報を聞き出していったのでした。
おわりに
夢中で書いてしまってとてつもなく文章が長くなってしまったのでこの記事はこれくらいにして、続きを別記事で徐々に書いていきたいと思います。ここからBに誘われて「ワイン会」なる社交パーティの深淵に落ちていきます。このあたりがこのnoteで書きたいことなので、これから徐々に書いていきますね。ほんとにこんな感じで続くのであまり期待しないでください。最後まで読んでいただきありがとうございました!
★8/28 更新
続きのお話はこちらになります。