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「髪切ったから撮って」くらい軽率に誘えるポトレ撮り。そういうものに、わたしはなりたい。

雨には負けませんでした。
しかし風で花火ができず、睡眠不足でフラフラしてた8月下旬でした。
どうも、たかはしです。

ちょいちょいTwitterで、ポートレート撮影依頼の募集をしております。
ターゲットは役者さんなのですが、「興味はあっても、いざ依頼するのはハードル高い…」みたいな方が多い印象を持っています。
分かります。
私だって新しいこと始めるとき、誰かに頼むとなると気が引けますから。

しかしポートレートは1回撮ってしまえば、あとはノリで撮りに行けるものなのです。
飲食店で例えるなら、ちょっと武骨なラーメン屋さんか、表参道のおしゃれな地中海料理…のどちらかなのかは分からんですが。
まぁ、そんな感じで「最初の1回がハードル高い」だけなのです。
(久々に表参道の店行きたい…誰か1,000円ランチ行きましょ…)

髪切ったから
髪染めたから
ネイル新しくしたから
新しい服買ったから
プロフ写真変えてみたいから
撮影慣れしてみたいから

そんな軽ーいノリで撮ってみませんか?
という記事です。

役者さんが撮られる=ライバルに差をつけられる

ポートレートモデルと兼業してらっしゃる役者さんでない場合。
写真を撮られるのは、
・共演者さんとのセルフィー
・公演の宣伝用写真
・販売用ブロマイド
・宣材写真
が主なシーンかと思います。

共演者さんとのセルフィーを除いて、そのほとんどは「商品価値が発生する”仕事”」です。
様々意見はあると思いますが、いずれにしても練習の場ではないことが多いと認識しています。

主催の方や撮影担当の方とお話しをすると、写真を商品として成立させられる準備の出来不出来は、ひとつ見られるポイントだと聞きます。
捉え方を変えると「ライバルに差をつけろ!!!」ポイントでもあります。

実際に売れる売れないは、また別の要素が絡んでくるのでここでは触れません。
しかし見る人が見れば、それまでの準備過程が存在するか否かは、意外と分かるもの。
ポートレート撮影は、そんな練習の場であり、準備過程でもあるのです。

撮られ慣れてなくてOK

撮影依頼のハードルを高くしている要因に、(わたし撮られ慣れてないしな…)とか(笑顔が引きつっちゃうんだよな…)みたいな懸念があると思っています。
確かに決意を揺るがすには十分な理由です。

仮に撮られ慣れていないことが問題になるなら、それは仕事の場合です。
さきに紹介した商品になる場合や、モデルとして撮影依頼を申し込まれた場合は、NGになるケースが存在します。

しかし撮影依頼をするなら、そんなこと気にしなくてOKです。
言い方を間違えてるかもしれませんが、依頼主はお客様です。
サービスを受ける側ですから、アパレルショップで買い物する感覚くらいで問題ありません。

私が初心者さんを撮影する場合、ポージングの見本帳をお持ちしたり、どう写るかの相談やレクチャーをしたり、可能な限りサポートをします。
それなりに初心者さん撮影を経験しまして、引き出しは持ち合わせています。
誰でも最初は初心者、一緒に成長していきましょう、のスタンスです。

笑顔じゃなくてもOK

おそらくポートレートと聞いてイメージされるのが”撮影会のモデルさん”かなと思います。
自らの意思でモデルとしてエントリーし、お金を払って参加したカメラマンさんに撮ってもらう。
その写真はカメラ目線で笑顔が多い、みたいな。

カメラ目線+笑顔が大事な写真は、アイドル的な写真の場合です。
ポートレートの基本みたいな教材に、多くのケースでアイドル的撮影手法が載っているのを見ると、需要としては大きいのだと感じます。
そして、この認識がポートレートに対するハードルを上げる要因の一つだと思っています。

私がターゲットとしているのは
・役者さん
・アイドル志望というほどでもないけど写ってみたい
・笑顔が苦手だけど撮られる機会がある
・雰囲気重視
みたいな方です(アイドル志望役者さんでも大歓迎です👍)。

笑顔が苦手もターゲットな理由は、私も自分の笑顔が苦手だからです。
その気持ちよくわかります、写真に写った時に絶望してきましたから。

それなら笑顔じゃなくてもいい、なんなら顔が見えない写真でもいい。
たとえばこんなかんじ。

武藤彩さん(https://twitter.com/muuuuuuuuuucha)
蒼じゅんさん(https://twitter.com/JujU_UunXAO_Oi9)

笑顔じゃなくてOK。
顔が写ってなくてもOK。
人物がど真ん中じゃなくてもOK。
ストーリーを感じたり、時間的・空間的奥行きを見いだせる写真が好きなので、そんなイメージを共有できたらと思ってます。

「髪切ったから撮って」大歓迎

ここでタイトル回収。

気軽にどうぞ、と言ってもタイミングが分からないと思うのです。
初めましての人に声掛けるとなると、それなりに口実が必要だと私も思いますし。

そこで、「髪切ったから撮って」です。

ファン目線で語ると、ヘアスタイルの変化って結構大きいイベントです。
どう変わったのかな?イメージ変わるかな?とワクワクします。
それを写真にしてみませんか?というご提案です。

髪切ったから以外にも
・髪染めたから
・ネイル新しくしたから
・新しい服買ったから
・プロフ写真変えてみたいから

でキッカケとしては十分です👍

撮影は1時間からOK。
料金は交通費(目安1,000円)だけでOK。
「〇〇時に△△で仕事だから、それまでの1時間撮って」でも大丈夫です。
撮影のイメージも「さわやかに」「カッコよく」「ふんわりと」「宣材でも使えそうに」とざっくりで問題ありません。
大体の情報お教えいただければ、撮影プランやコースをご提案いたします。

撮影の料金などに関しては以下の記事をご覧ください。
…なのですが、諸事情で9月中は「都内なら交通費なし」でご対応いたします。
今ならお試し感覚で撮影いただけます。

ただし、直前で私がキャンセルせざるを得ない状況が発生しうるため、その点だけお含みおきいただけますよう、お願いいたします。

苦手な撮影について

ここからは注意と言いますか、お気を付けいただきたい事項です。
これまでに経験が浅い・苦手とするジャンルがあるので、ご指定の場合にはご考慮いただければと思います。

・露出の多い撮影
水着やランジェリーなど、肌面積が多い衣服の撮影経験がありません。
対応は可能ですが、場合によっては同伴者の方をお探しいただくことがあります。
・スタジオ撮影、宿泊施設での撮影
こちらも経験は浅いですが、対応は可能です。
施設の利用料金についてはご相談となります。
また可能な限り(特に宿泊施設)、同伴者の方をお探しいただきます。
・車での移動が必要な撮影
運転免許は持っておりますが、ペーパードライバー(2か月に1回くらい運転)なので、自分の身もモデルさんの身も安全を保証できません。
お車を出していただける場合は、その限りではありません。
・宗教、暴力、政治主張などのセンシティブな表現
何をもってセンシティブかの線引きは難しいですが、イデオロギーの激しい撮影は致しかねます。
・身の危険が伴う撮影
特殊な訓練は受けていませんので、断崖絶壁とか山岳とかは行けません。
また倒壊寸前の建築物なども行けません。

写真を通じて自己肯定感上げてみませんか

私の撮影スタンスの一つに、「自己肯定感上げられる撮影」があります。
他の方の撮り方を知らないのでなんともですが、私はとにかく褒めます。
褒めますし、感動してため息をつきます。

「誰かに認めてもらうには、相応の努力をしないとならない」「現状維持は死」という認識の歪みを植え付けられそだっけ来たものでして。
生きていることを認めるにも、何かしら価値を創出できていないとムリ、と考える程度に認知がゆがんでいます。

しかしまぁ裏返しと言いますか、モデルさんには「立っているだけでええんや…」と言い聞かせるのが私のスタンス。
言い聞かせるどころかマジでそう思っているので。
フォトコンテスト的なやーつだと、表情が同の、ポージングだどうの、ゆーとりますけども、「息してるだけでええんや…」の精神で撮っているのです。
だってモデルさんの自己肯定感マシマシになった方がいいですし。

呑みながら書いたので誤字脱字はそのままです

私が私を好きになるのは難しいのですが、モデルさんのことは心底好きになろうと思いをはせております。
継続して撮影している方への感情は、半ば”限界ヲタク化”してたりします。

なんせ撮影のために服を選んでくれて、メイクも気合を入れてくれて、お時間割いてくださってるのですから。
服、靴、ネイル、アクセサリー。
立ち姿、振る舞い、表情。
むしろ息して立ってるだけで。
全部ステキだって、そう思って帰ってもらうのが私の仕事です。

いかがでしょうか。
ぜひ一度、ご検討ください。
ご依頼お待ちしております。

こちらもどうぞ(作例)


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たかはしあさぎ
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