双極症と睡眠

 私たちにとって睡眠を取るのは、薬を飲むのと同じくらい大事です。睡眠が一番の薬です。
 あなたは1日の活動で疲れていますか?答えがNoであれば、夜に8時間も寝る必要はありません。そして年を取るにつれて、必要な睡眠時間は減っていきます。
 朝起きてから夜寝るまで眠気がないなら、睡眠時間が足りています。朝方に眠気があるなら、睡眠薬が効きすぎています。日中に眠気があって昼寝をしてしまうなら、夜の睡眠が足りていません。ちなみに昼寝は15分までにして下さい。それ以上の昼寝は夜の睡眠の妨げになります。
 睡眠は最初の3時間が深く、脳の疲れをよく取ります。よって3時間未満の睡眠は短すぎますが、6時間以上寝られてたら睡眠薬を増やす必要はありません。毎日ぐっすり寝る必要もありません。1日くらい寝にくい日があってもいいです。寝られなくてどうしようと心配しなくていいです。死にはしませんので、気楽に考えましょう。睡眠の途中で目が覚めても、起きずにじっとして再入眠できればOKです。
 毎日6時間以上、途中で目を覚まさずに寝ようとすると、必要な睡眠薬が増えてしまいます。私たちに必要な睡眠時間はどれくらいか把握し、1日くらい眠れなくてもOKと考えましょう。

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