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「マインドセット」を変革する〜(4)マインドセットを暴く

(写真は近所の料理屋の店先でライトアップされた紅葉:撮影2020年12月)

ハイパフォーマンス・コンサルタントの髙澤健です。

あなたが「最高の自分」に向って成長し続けることに役立ちたいと願って書いています。

上の二文は毎回の投稿で同じように登場するのですが、ふと思った事があります。

それは、これを読んでいるあなたは、自分自身が成長し続けることだけではなく、大切な誰かの成長を助けたいと願っているのかもしれないな、ということです。

私と同じような願いを持つあなたのお役に立てるなら、それもまた嬉しいなぁと思いました。(何かコメントやご注文がございましたらコメントくださいね)

さて、私たちの成長を妨げる「マインドセット」を変革して、「ハイパフォーマンス」を発揮しながら成長し続けるためのステップをシリーズで取り扱っています。

4回目の今回は、「マインドセットをあば」です。

え〜っ!?

あばく!?

はい、少々強い表現になってしまいましたが、あばくです。

まえおきが長くなってきましたので、さっそくご一緒に見てみましょう。


成長阻害マインドセットを書き出す

前回、マインドセットを認識することについて取り扱いました。

(前回をお読み頂いていない方はこちら↓をお読みください)

マインドセットは私たちの言動を促進することも、阻害することもあります。

私たちの潜在意識の中にある、成長への実践「ハイパフォーマンス」を邪魔をする「成長阻害マインドセット」を発見すること。

そして、肯定も否定もせず、そして感情的にもならず認識しましょうと提案させて頂きました。

その際に「成長阻害マインドセット」をノートに書き出すことが有益ですので、お勧めいたします。

PCであるとか、タブレットやスマホはお勧めできません。

やはり自分と向き合って考える「時間」と「空間」を確保して、デジタル機器に注意を散漫にされない工夫が必要ですよね。

それから、もう一つ。

いくつかの「成長阻害マインドセット」を認識したとしても、いっぺんに全部を取り扱うことはお勧めしません

一つだけ選んで取り組みましょうね。(沢山の課題の中から一つを選ぶことについては、別の機会に取り扱いましょう)

例えばこんな感じです。

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ここでは、「みんながほめてくれるから自分には価値がある」という「成長阻害マインドセット」を例に考えてみたいと思います。


書き出したマインドセットを探る

書き出した文章を色々な角度から眺めてみます。

様々な方法があると思いますが、ここでは二つだけご紹介します。

(1)書き出したマインドセットを変えてみる

この例では、「みんなが褒めてくれるから」という「条件」と「自分には価値がある」という「結論」によって出来上がっています。

条件 = 結論 

みんながほめてくれることと自分に価値があることが同じであるとこのマインドセットが言っています。

条件だけを逆にすると

「みんながほめてくれない」だから「自分には価値がある」

そんなことあるかな?なんか変だと思うので、接続詞を変えてみましょう。

「みんながほめてくれない」だけど「自分には価値がある」

ほめてくれても、ほめてくれなくても、自分の価値は変わらないのかな、なんて考えてみます。

結論の方をいじってみても色々考えることができるでしょう。

(2)言葉の意味を考えてみる

「みんな」=みんなって全世界の人ではないだろうけど誰のこと?
「ほめてくれる」=いつ、なにを、どうしてほめてくれたの?
「価値がある」=価値ってどういこと?価値を誰がきめるの?

こんなことを考えながら、書き出したマインドセットをいじってみます。

このように書き出したマインドセットをいじりながら、いろいろ考えます。


マインドセットは真理なのか?

書き出したマインドセットは真理なのか、本当にそうなのか考えてみます。

多くの場合、必ずしもそう言えないのではないか、もしくは書き出した段階で、いや〜これはおかしいぞと気づくこともあるでしょう。

「真理はあなたを自由にする」と言われるように、「成長阻害マインドセット」は、その通りに生きていると自由になることができません。

みんながほめてくれなくなると、自分には価値がないと思って、自由に行動することができなくなります。

「成長阻害マインドセット」は真理でなく、私たちを縛り付けて不自由にします。

このようにして、「成長阻害マインドセット」が真理でないことを暴くことができます。

まとめ

マインドセットを一つ選んでそれを書き出し、文章をいじりながらあれこれと考えてみることをみてきました。このようにして「成長阻害マインドセット」が私たちの成長機会を奪っていることを暴くことができるでしょう。

自分一人で考えることもできますが、信頼のおける人に手伝ってもらい、このような作業に取り組むことをお勧めします。

今回はこの辺で終わりにします。

ここまで読んでくださってありがとうございます。



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