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帰国隔離中「現在進行形の学び」〜1日目:制限ではなく、○○に目を向ける。

(写真は成田空港到着直後の検査結果待ちに見た夕焼け:2022年1月12日)

ハイパフォーマンス・コンサルタントの髙澤健(たかざわたけし)です。

これをお読みいただいているあなた様も含めて、一人ひとりが「最高の自分」に向って成長し続けることに役立ちたいと願って書いています。

本日から6日間は、私自身の現在進行形の学びを書いていきます。

これを通してセルマネジメントのヒントや成長のための刺激が得られれば嬉しく思います。

(隔離に至るまでの説明がありますので、興味のない方は最後の文節だけ読んでください)

新型コロナ感染症「水際対策」

新型コロナ感染症が2020年の春に世界的な流行が始まって以来、日本への入国を制限する、いわゆる「水際対策」が取られています。

観光やその他の目的で新たに日本への入国ができなくなり、「鎖国」状態となったわけです。

しかし、日本人や対策が取られるまでに在留許可(いわゆるビザを持っていて)日本に既に滞在していた外国人と日本国籍を保有する人は、日本に入国することができるようになっています。

日本に向かって出発する航空機の出発時間前の72時間以内にPCR検査を受けて厚生労働省の指定する検査証明書で、陰性証明をとることで日本に向かって出発することができます。

帰国直後にPCR検査を受け、陰性であることが確認されてから、自宅や宿泊施設(登録待機場所)で「14日間の待機」(いわゆる隔離)を求められます。

国内の濃厚接触者が感染症法に基づいて14日間の隔離を求められるのと同等の「待機」期間です。

海外の感染拡大地域から戻った人は出発前と帰国直後の2回の検査で陰性であっても、潜伏期間のことを考慮して「濃厚接触者」と同じような扱いになるわけです。(現在、濃厚接触者の隔離期間の短縮が話し合われていますね)

そして、2021年秋から全世界で拡大している「オミクロン株」に対処して指定国・地域によって3〜10日間「検疫所が確保する宿泊施設で待機」することになっています。

指定国・地域と待機期間は、12月に入って毎日のように改訂がなされています。

今回私が出かけた米国ハワイ州(措置開始12月20日〜)、カリフォルニア州(措置開始12月30日〜)共に6日間の「検疫所が確保する宿泊施設で待機」となっています。

検疫所が確保する宿泊施設での「待機」

ハワイで家族と一緒に新年を迎え、オンライン研修用のビデオ収録のためロサンゼルスのスタジオにでかけました。

ロサンゼルス空港を飛び立つ72時間以内にPCR検査を受けて陰性証明を取り、成田空港に到着すると検疫所でPCR検査を再び受けて結果を待ちます。

検査に加えて健康状態報告用のアプリのダウンロード・設定や居場所を離れないことなどについて誓約書を書きます。

検査で本人が陰性であるのはもちろんのこと、飛行機の機内で前後2列と自分の列の5列以内の列に陽性者がいないことが確認されないと「濃厚接触者」扱いとなってしまいます。

私の場合この条件をクリアしたので、「検疫所が確保する宿泊施設」に6日間の「待機」をすることになりました。

私の場合、都内のビジネスホテルに振り分けられました。ここでの滞在費は国費負担です。

「待機」とは言いますが、一旦部屋にチェックインすると、6日間部屋の外へは出ることができない「隔離」のような滞在です。

海外のホテルから比較すると日本のホテルの部屋は狭く、もともと「閉所恐怖症」ぎみの私にとっては、「監禁」されているような気分になるだろうことが帰国前から気がかりでした。

ホテルの部屋にて滞在期間中に3日目、6日目の2回の検査が陰性が証明されれば、6日後には成田空港へ戻ることができるのです。たった6日、されど6日!

そこから、「14日間の待機」の残りの8日間を自宅へと場所を移して行います。

6日間の「制限」

海外へ出かける事に関連する手続きをふり返ると、海外に行って帰ってくることができないわけではありませんが、結構面倒なプロセスを通らなければなりません。

コロナ禍では様々な活動の「自粛」を求め、規制によって「制限」をすることによって感染防止対策が行われているわけです。

今回出かけた米国のハワイ州・カリフォルニア州では、「自粛」で人の行動を「制限」するのではなく、ワクチン接種(3回目の追加接種)と検査によって感染症の流行を「制御」しようというアプローチが感じられました。

どの国も全世界が初めての新型コロナ感染症と取り組んでおり、どちらが正しいとか間違っていると言いたいのではありません。

ハワイ州では日本から到着した瞬間から「隔離」など全くなく、デジタル庁と厚生労働省が作成した「接種証明書アプリ」(ワクチンパスポート)を提示すれば、店内での飲食をすることができました。

その後もマスク着用手指消毒をしながら三密をさけて比較的自由に行動をしていましたので、帰日後の取り扱いに順応するのが一苦労です。

指定ホテルの対応に違いがありますが、私の場合

  • 部屋から一日3食の弁当をドア脇におかれた椅子の上から取る以外は部屋から一歩もでることができない。

  • タオル等は同じモノを基本的には使用。換えが必要な場合、使用済みタオルは部屋で最終日まで保管しなければならない。

  • ベッドシーツも基本的にタオルと同じ。

  • 窓を開けて換気をすることができない。

  • 禁酒(持ち込み、差し入れも禁止)

こういった制限があり、もともと人に指図されてあれこれ制限されるのが苦手な人間である上に「閉所恐怖症」ぎみで、観覧車や潜水艦ライドなどは敬遠している私なので不安で一杯になってしまいました。

「制限」ではなく「成果」に目を向ける

昨晩入室と同時に「息苦しく」感じて、スペースをアレンジしなおしました。少しは気持ちが晴れました。

しかし、ベッドに横になるまでは良かったのですが、明け方まで眠ることができませんでした。

このままでは、後が思いやられます。

つい先日「逆境」の対処法を書きましたので、「逆境」というと笑われるかもしれませんが、(1)絶対に乗り越えられると決意して、(2)何かを学び取る、ことにしました。

先日の記事はこちらです。

何を学び取るかについては、noteで現在進行形で毎日書くことにしました。

はい、ここまでが長すぎました!

今日の私の学びはこれです。

「制限」ではなく「成果」に目を向ける

6日間隔離レッスン1

あれこれと「制限」があると、どうしたら「制限」がなくなるか「制限」にばかり目が行きます

しかし、そのような「制限」ではなく、何が可能なのかに目を向けるべきなのです。

そして、その可能であることを通して「何を成し遂げられるのか」について考えるわけです。

私の場合、6日間という時限があるわけですから、6日間の最終の時までに何を「成果」にするかを考えるわけです。

そう、「現在進行形の学び」を6日間連続してnoteに書くことを成果の一つにしました。

これをお読みのあなたは、壁にぶつかっていたり、条件や状況によってやむなく「制限」が加えられていたりするかもしれません。

「制限」について考えるのではなく、限られた条件の中でさえも、どんな「成果」があげられる考えてみましょう

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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