今までの人生68(ちょっと少しの前進最終章)
伯母の退院祝い、ピザパーティーも終わり
翌日私は帰宅した。
そしてまた大変な事態が起こる。
私は2、3日に1度は母にLINEや電話する。
特に母の病院の日はどんな具合なのか
確認のために確実と言っていいほど連絡する。
母の夕方食事前くらいに電話をするのが定番。
伯母の退院から1週間程経過していた。
私「お母さん病院どうだった?」
母「いつもと変わらないよー
それよりさ・・・」
嫌な予感がした。
母「お母さん病院に行こうと思って準備してたら
伯母ちゃんが来て体温計貸してくれって。
今日だけじゃないんだよ?
2、3日おきに体温計借りに来るんだよ・・・
どうしたのって聞いたら病院行くからって。」
私「もう血圧の薬飲まなくて良くなったんじゃ
ないの?」
母「今朝血圧測ったら高かったから
行ってくるんだって言ってたけど・・・」
私「従姉は知ってるのかなぁ?」
母「分からないけど薬もらってくるだろうから
わかってると思うんだけどね・・・」
私「わかったよ。
次に伯父ちゃんの様子見に行く時
私も気にして見ておくね。」
母の心配よりも伯母の心配をしなくてはならない
日々が始まる。
うつ病でも活動範囲が広くなってて良かった。
と自分でも少しホッとした。
母だけに任せていたら、
母が疲れてしまうと思ったからだ。
というか母もこの時点で結構疲れていたと思う。
伯父宅への訪問日が来た。
今回は伯父宅の最寄りの駅で待ち合わせした。
「伯母ちゃん久しぶり〜元気〜?」
と声をかけた私に
「あら〜○○(私)何年ぶり〜?元気だったかい?」
伯母は数週間前に私に会っていたことを
完全に忘れていた。
母と顔を見合わせ 困ったね と心で呟いた。
伯父はいつもの通りノンアルコールビールを飲み
コンビニで買ったお弁当やお惣菜
頂きもののお刺身などで
テーブルの上と冷蔵庫は荒れていた。
いつものように片付け開始。
薬の整理をして、ちゃんと飲むように
更に貼り紙をし気にかかるようにした。
伯母はまた生命保険証書を探していた。
もうダメだ。
従姉と話をしよう。
余計なお世話と言われてもいい。
母に負担がかかるのも困る。
伯父宅から実家に帰宅し
翌日の従姉の仕事から帰宅した時がチャンスだ!
従姉にLINEをしておき
従姉も何か察したのか
伯母を母に預けて本人がいない間に話そう。
と返信が来た。
翌日、伯母は実家にやってきた。
伯母は私に
「あら〜久しぶり。いつ来たの?」
と昨日、伯父のところに一緒に行ったことも
忘れていた。
私は急いで従姉の家に向かい
お邪魔します!
と、部屋に入ると従姉は目を真っ赤にして
泣くのを我慢していた。
今日はここまで
昨日から雪が降り続き
札幌も結構積もり始めたかな?
今年の札幌は今のところ雪が少ない。
今日は成人の日か・・・