火曜日しばらく雑記帳・2023 CW45
先週の土曜日は、町田に住む父母を訪ねて来た。父母の家に行くには、町田駅からバスを使うのだが、15分に一本しかない。だから、逃すと15分待つはめになる。待つのは嫌だし、余裕をもって早めに着くようにしている。
「どのくらい前に着くようにしてるの?」
「15分くらい」
「あれ...?」
高枝切りバサミの使い方も慣れてきて、相変わらずの素人仕事で虎刈りもいいところだが、だいぶんマシにはできた。11月にしては気温が高く、たっぷりと汗をかいた。
父も母も頭がはっきりしていて元気そうなので一安心だった。
■というわけで、土曜日の昼は町田で天丼のてんやにした。てんやは美味しいしボリュームもあるし、とても満足度が高い。
秋天丼。三陸と瀬戸内・淡路の味めぐり、ということで、秋刀魚、牡蠣、玉ねぎ、じゃこちくわ、まいたけ、と、豪華な天ぷら、添えてあるレモンが意外にいいアクセントになっていて、なかなか良いアイディア。
2017年、日経BPのサイトでてんや社長(当時)用松氏のインタビュー記事が連載されていた。12回の連載でそれぞれなかなか面白く、この記事を読んでてんやのファンになった。もっとも年に一回食べに行くかどうかだが。。
てんや社長の「めしばな奮闘記」:日経ビジネス電子版 (nikkei.com)
てんやは期待を裏切らないのがいい。
秋の食材は天ぷらがよく合う。そして、天ぷらは、衣の品質にウルサイことを言わなければ簡単だ。家で食べる天ぷらは、お店で食べる天ぷらとは違う、と割り切れればそれでよい。材料は適当に切って、溶いておいた粉に浸して、油で揚げれば出来上がり。
味はとにかく間違いない。
洗物など後片付けは若干手間かもしれないが。。
先週もラボには顔を出さなかった。まったく気持ちに余裕なく通勤時間が惜しかったからだ。事務所での昼食はいつも通りあるものでパパパっと作ってガサガサガサっと食べる。
そういえば、金曜日から 3連休であった。土曜日に父母の家を訪ねた他はどこにも行かず、朝はゆっくり7時半くらいまで寝て、事務所に籠って好きな仕事を好きなだけ、note に記事書いたり、読書したり、トレーニングやらなにやらして、日曜日の晩は、じっくりとラム肉のカリーを作った。
紅芯大根と一緒に炊いたほんのりピンクのバスマティライスとともに、これは美味い。
ちょっと3連休は頑張り過ぎたか、月曜日火曜日と少々腑抜け気味であった。
■先週ひっかかった音楽を少し
1.Shakti の NPR Tiny Desk Concert でのライブが10月30日に YouTube で公開された。"Shrini's Dream" "Lotus Feet" "Bending the Rules" の 3曲で20分程度、スリリングで楽しい演奏を視聴できる。
Shaktiの記事に追記もしておいた。
インド古典音楽そのものではないし、単にインド音楽の要素を加えたポピュラー音楽でもなければ、インド発のポピュラー音楽でもない。Shaktiの音楽としかいいようがない楽曲、超絶技巧のテクニシャン同士の丁々発止の掛け合い、そしてスリリングでありながら額に皺寄せることなくリラックスして聴ける楽しい音楽だと思う。
2.クラシック音楽はあまり聴かないが、最近、YouTube のチャンネル Siccas Guitar をフォローしているため、クラシックギターの素晴らしい演奏を聴く機会が増えた。
そんな中で、先週、Vera Danilina という女性のギタリストを聴いた。力強く一音一音がはっきりしつつ流れるような滑らかな演奏で心地よい。
ジャズやロックのギタリストで腕が立つ人を見ても、クラシック音楽を極めた人にとっては特に驚きではないかもしれない。そんな変則的な弾き方や機材の助けがなくても、普通に弾ける、と思うことだろう。
Vera Danilinaについては、次の紹介記事があった。
この記事によれば、ロシア出身でおそらく2000年うまれ、今年でまだ弱冠23歳の若手だが、すでに国内はもとより数々の国際コンクールで優勝しているということのようだ。
Yamandu Costa との親交もあるようで、Facebook のタイムラインにツーショットが流れて来た。
3.イタリアのジャズ・ドラマー、アレッサンドロ・ナポリターノの シングル、"Uplifting" が耳をひいた。
アルバム "Everything Is Changing"からのシングルだが、往年のトニー・ウイリアムスのクインテットを思い出す、トランペットにサックスとピアノやヴィブラフォンをフロントに構えたストレートアヘッドな音と曲、派手なドラムスのシンバルとロールが心地よい。
ピアノのビル・オコンネル、ベースにイタリアの Nico Catacchio とで組んだトリオのアルバム 2017 年の "The Three of Us" が評判よかったらしい。
少し派手めでよく歌っている明るいドラムスが大好きだ。
4.ドイツのジャズ・サックス奏者、トビアス・マイナートのシングル、"Sandu"、ギターにカート・ローゼンウィンケルが参加、独特の音色とフレーズですぐに耳に入って来た。
今年2023年に "Dark Horse"というアルバムをリリースしている。
2019年リリースの「Berlin People」と同じメンバーでのライブ盤、カート・ローゼンウィンケル(g)の他、ルートヴィヒ・ホルヌング(p)、トム・ベルクマン(b)、マティアス・ルプニヒ(ds)の 5人編成ということだ。
なかなかよいではないか。
5.アメリカはセントルイスのベーシストにして魅力的な女性ボーカル、Janet Evra ジャネット・エヴラの "Sympathique" 。
最近リリースされたアルバム "Meet Me in Paris"からのシングルカットだ。
オリジナルの2曲を交えたおなじみのシャンソンばかり、お洒落なアレンジで楽しく聴かせる。なんといってもキュートな声がいい。フランス語で歌っているが、発音のせいか英語のようにも聴こえるのが新鮮だ。
そういえば、以前の雑記帳にもちょっと書いた。今年の初めに、ランディ・ブレッカーが参加の "Almost True" がひっかかったのだった。印象深い曲なので、再掲しておこう。
■ジョギングはいつもの通り、土曜日の朝に 13.8km 走って来た。だいたい 7分/km ちょいくらいのスピードなので 1時間40分くらいだ。
今年の目標は 640km だ。今年もあと100kmを切った。
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