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火曜日しばらく雑記帳・2024 CW41
今、私が所属している部門のメンバーは技術力の面でも顧客とのコミュニケーションの面でもスーパーマンのような人が揃っている。特に、アクションアイテムが降ってくれば、どんなに意味がなさそうでもすぐに片づける。何か問題があれば放っておいても良さそうな問題でもどんどん片づけていく、そして即座に報連相。私のような先送り体質とは違う。育ちが違うからだろうけれども、ついていくのが大変だ。
先週、ちょっと川崎のオフィスに顔を出す機会があり、先達の同僚と雑談する機会があったのだが、ふと、そんな話になった。
先達曰く:
「あれはね、好きだからなんですよ。あの人たちは、そういう風に仕事をするのが好きで好きでたまらないんです。」
なるほど。
■秋らしくなってくるとペシャメルソースベースの料理がいい。そしてキノコを使う。例えば、鶏とエリンギのグラタン。
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エリンギと鶏とパスタはカサレッチェ。
鶏の手羽元としめじでブルグル。トルコや中近東で食べられているというひきわりの小麦のブルグル。オリーブオイルにクミンの香りを効かせて、いつも通り美味くできた。平日の晩にブルグルを炊いて食べている移動体通信分野の日本人R&Dマネージャは世界広しといえども私くらいであろう。
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キノコは天ぷらもいいものだ。そして、仕事のストレスマックスの晩遅くに簡単に夕食にしようと思えば天ぷらはいい。
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昼食にもキノコが登場する。豚とシメジとピーマンの炒め物・コチュジャンソース。
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15日の火曜日、ちょっと用事があって川崎のオフィスに顔を出した。朝一番に弁当作って、仕事をちょいとこなしてから、8時半に出勤。
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豚と伏見甘長とうがらしに舞茸の地中海風、人参葉の胡麻和え、サツマイモ、出汁巻き、しば漬け、白ご飯にふりかけ。
シメジ、舞茸、シイタケやエリンギといったキノコは一年中スーパーで安く売っている。ただ秋になったら使うという風に決めておくとなんとなく季節を感じることができるようになるものだ。
ただし、キノコは秋だけが旬だと思うと間違いで、春にも美味しくいいものが出回る。春はマッシュルームや木耳がいい。特に6月ごろに出回る生の木耳は美味しいものだ。
スーパーのキノコの売り場を見て季節感が無くなったなどと嘆く必要はない。季節を味わうのは自分次第だ。
■先週ひっかかった音楽を少し。
1.アメリカのジャズ・バイオリニスト、Jenny Scheinman (ジェニー・シャインマン) の新しいアルバムがいい。前にもこの雑記帳で紹介したが、私が大好きなギタリストのビル・フリゼルを迎えてアヴァンギャルド感あふれる楽しい楽曲がいい。そして、このアルバムの中で2曲、ジュリアン・ラージが参加している。"Jaroujiji" と "Nocturne For 2020"だが、ジュリアン・ラージのアコースティックギターが冴えわたり楽しめる一曲だ。
ジャズのバイオリンというとなじみがあまりない人が多いかもしれないが、ちょっと聴いてみてほしい。
2.現代ジャズ・ギターの最高峰というと、ジュリアン・ラージとともに、ギラッド・ヘクセルマンの名前もあがるだろう。ドラマーのアンディ・ホイロックのトリオ(ウォルター・ゴラ(p)、ゴンサロ・テッパ(b)) Whee 3 Trio の新しいアルバムに参加しているのが引っかかって来た。
ギラッド・ヘクセルマンは一聴して、既成の枠からはずれて不安を感じさせる抉るような音色とフレージングがいい。ジュリアン・ラージがビル・フリゼルの系譜なら、ギラッド・ヘクセルマンはジョン・スコフィールドの系譜のように思う。いや気のせいか。
いずれにしても目を離せない二人である。
3.ダン・プガッチ (Dan Pugach) の率いるビッグバンドでニコール・ズレイティス(NICOLE ZURAITIS)が歌っているのが流れてきた。ジャズのビッグバンドの音はやっぱりほっとする。
ニコール・ズレイティスのナチュラルな明るい歌声も軽快で楽しめた。ニコール・ズレイティスのことをどこで知ったのだろう、と思ったら、ギラッド・ヘクセルマン繋がりだった。
今年にリリースされたアルバムは How Love Begins (Extended Edition) で全16曲 1時間23分の意欲作だ。
4.微分音トランペットを吹くイブラヒム・マーロフ、KEXP のライブが上がっていた。
アラブのジャズ・ビッグバンドといった趣のアルバムをリリースしたばかりだ。こちらも聴きごたえある。
5.インドのベーシスト、モヒーニ・デイが参加したLakkshyaの "The Way Home" インドらしいバイオリンの旋律もいいし、モヒーニ・デイのベースのソロもたっぷり楽しめるし、後半のソロの応酬も楽しい。また、途中に軽く箸休めのように入るボイスパーカッションのコナッコルもいい感じだ。
とんがった感じはないが、ジャズ・フュージョンに寄せたインド・ポピュラー・インストといったところか、ゆったりと楽しめる。
6.デンマークのサックス奏者、サイモン・スパン・ハンセン (Simon Spang-Hanssen)もいい。"Space on Earth." インドのタブラだろうか、エスニックなパーカッションの導入からサックスとフルートによるわかりやすいテーマの提示。パーカッションと会話するようなソロが楽しい。
今年リリースのアルバム "Window in the Sky"も、女性ボーカル入りで、ちょうどよく力が抜けた感じで楽しく聴ける一枚だ。
どのアルバムもシングルも、ジャケットの絵も印象的で素晴らしいが、ご本人による絵のようだ。
■ さすがにすっかり秋らしくなってきた。3連休は京都の自宅に帰っていた。土曜日の朝は4時半に起き、6時3分新横浜始発の最速達のぞみ97号で自宅に帰り、8時半から京都の洛北エリアを13.9km ジョギングしてきた。
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賀茂川右岸、大文字山を望む
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京大北部キャンパス
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京大北部キャンパス
Y.T.D. 471.1km 計画比 98.9% 今年の目標は 610km. 悪くない4Qの滑り出し
涼しくなったとはいえ、もう10月も中頃を過ぎた。あと3ヶ月もすれば、最高気温が6℃とか10℃を切り、最低気温が0℃か氷点下になる、というのはちょっと信じられない気もする。
いくら言ってもだめなのかもしれない。双方とも聞く耳を持たないのかもしれない。しかし、どこかで断ち切らないと終わりはない。
恒久的即時停戦を求める。
世界中の紛争が早く解決しますように。