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火曜日しばらく雑記帳・2024 CW51/52

12月29日、Barber Takaragaike を訪れ、髪を切って整えてもらった。せめてお客様とのミーティングではちゃんとした格好でいたいと思いつつ、リモートワークがメインでいて、尚且つ R&D Manager であることをいいことに、ボサノバな、もといボサボサな頭で過ごしていて伸び放題、散髪は年に4回程度だ。

10年ちょい前、パナソニック・米国営業の Jim さんに頂戴した私のあだ名は、"DOC" そう、バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクだ。ボサボサの白髪頭を振りながら天才肌、大事なときにズッコケて失敗をする、そんなイメージが私にピッタリだということだろう。

身なりがどうでもよいと言っているわけではない。身なりは、自分の演出であり自己表現であるという。それは自分の社会的なポジションや相手との関係性、相手への理解を表し、そのような会話の一つの形態だろう。そこにはプロトコルが必要だ。protocol とは外交上の儀礼や典礼という意味であるが、通信技術においては、データをやりとりするために定められた手順や規約、信号の電気的規則、通信における送受信の手順などを定めた規格である。決まったプロトコルがあることで、異なるシステム間での通信がはじめて可能となる。

とはいえ、プロトコルに則った華麗でTPOを考え抜いた身なりをすることが表現であれば、プロトコルから外れた調子っぱずれの身なりであっても、ある人がやむを得ずその人であるしかない、そんな身なりであるならば、それはまたそれで表現なのである。

と、いうことにしておこう。

Barber Takaragaike に行くのはもう30年くらいになる。床屋さんに行くのは、親しい家族に会いに行く、そんな感じだ。年末の床屋さんは忙しい。行ったときには予約で一杯だということだったが、その隙間でさっとカットしてくれた。その間もひっきりなしに電話が鳴って30日、31日の予約が入っていた。


■年末は12月21日から京都に帰っている。27日まで京都のリビングからリモートワーク。娘も孫娘もいるので賑やかでいい。

24日のクリスマスイブは、ベーカリーレストラン「サンマルク」の京都北山通店でクリスマスディナー。娘が子供のころに何度か行っているけれど、この何年もご無沙汰していて、とても久しぶりだった。

手頃な価格でカジュアルにちょっと高級感ある美味しい料理と、楽しみなのは焼きたてのパンが食べ放題。

普段は相変わらずつましくしていたわけだが、例えば炒飯。

2024/12/26 昼食 炒飯

カブのスープとサラダちょいの夕食。

2024/12/25 夕食


近所のシサム工房のフェアトレードコーヒーとフェアトレードチョコレート。チョコレートはちょっと私には甘い。もう少しビターにしてくれないかな。

フェアトレード、シサムコーヒーと People Tree チョコレート

コーヒーは夏頃からインスタントにしていたけれど、またレギュラーコーヒーに戻した。フェアトレードコーヒーのほうがかなり割高ではあるけれど、買い物は次世代の社会への一票。

大晦日、今年は家の掃除も力が入らず。年越し蕎麦は、祇園南座の隣の松葉でにしんそば。松葉はやっぱり美味い。

2024/12/31 夕食は松葉で年越し蕎麦


■先週にひっかかった音楽を少し。

1.年末になって悲しいお知らせが飛び込んできた。インドの打楽器タブラの盟主、ザキール・フセインの訃報だ。去年 Shakti 結成50周年ということでアルバムがリリースされたばかりでこれからますますの活躍が期待できると思っていたのにあまりの突然なことに呆然としていた。

R.I.P…

Shakti のアルバム"This Moment"を貼っておこう。

NPRの "Tiny Desk Concert"でのライブ。むかって左端でタブラを叩いているのがザキールフセインだ。


2.Shakti の流れで Tiny Desk Concert をパラパラと聴いていたら、プエルトリコのミュージシャン Fabiola Méndez を知った。  プエルトリコの弦楽器、クアトロを弾き歌うシンガーソングライターだ。

明るくて伸びやかな声もいいし、クアトロの演奏も滑らかで達者、聴き惚れる。さっそく Spotify でフォローした。2019、2021、2024年と3枚アルバムがリリースされている。たとえば 2024年の "Flora Campesina"。

オフィシャルサイトはこちら。


3.アフガニスタンの女性シンガー、エラハ・ソロアのシングル、Sitare Balbali。ナチュラルな声とシンプルでゆったりとしたメロディが聴きどころだ。

アフガニスタンの中央部からパキスタンに住むハザラ族の音楽を歌ったアルバム "Hazara Music" を今年リリースしている。

彼女はイラン生まれだということだが、ハザラ族ということだ。キャリアのスタートは2009年にアフガニスタンから、その後、イギリスに拠点を移して活躍しているという。オフィシャルサイトに詳しいので貼っておく。


4.アルバ・アルメンゴウが率いるトリオのスタジオライブ演奏がまた YouTube に上がっていた。聴き惚れる。



■今年最後のジョギングは、11月28日の朝のうちに、京都で10km、これで611.3km 計画比:100.2%の着地となった。

2024/12/28 jogging 高野川の松ヶ崎よりちょい下る・馬橋から比叡山を望む
2024/12/28 jogging 賀茂川 北大路橋西詰より大文字山を望む
2024/12/28 jogging 京大北部キャンパス、農学部の農場

28日から読み始めた「生命と非生命の間」をさきほど読了した。誤解していたことや私としたことが知らなかったことも多く、大変興味深かった。私達はどこから来てどこへ行くのだろうか。

年明けからはやはりブルーバックスで数学関係の本を読む予定。


■今年は、読書の感想や日曜哲学愛好家としての記事を続けることができず、雑記帳だけは1年、穴を開けずになんとか続けることができた。note
そのものについては、あまりソーシャルな使い方はできていないように思うが、他の方々の記事も楽しく読ませていただいているし、面白く使わせてもらっている。

note 、そして読者諸氏に、改めて感謝する。

よいお年をお迎えください。

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