火曜日しばらく雑記帳・2024 CW47
先週は一週間京都の自宅で過ごした。過ごしたといってもいつもどおりの仕事三昧なのだが、やはり家族がいて暖かいリビングでいられるというのは、気持ちとしてはだいぶん楽だ。今週の月曜日の深夜に新横浜の事務所にもどっているが、その差分だろうか、とても寒く感じた。
7月ごろから始まった今年4番目の仕事の山は年末に向けて収束方向で、なんとか乗り切った感がある。ピークの高さは事前の想定よりもだいぶん低かったものの、想定よりも長く続き、また想定内であっても予期していないことも次々に勃発して、あれやこれやと多くの人に助けられてなんとかなった感じだ。
ちょいと厳しい仕事のプレッシャーは、まだ、しばらく低いレベルで続きそうだし、どんでん返しで足元を大きくすくわれることが絶対ないとは言えない。年内はまだ油断できない。
■「そばめし」は当初は我が家の秘密のメニューだったが、そのうちに、実は神戸の長田など近畿地方に広く分布するらしいことをだいぶん前になるが知った。その後、冷凍食品やコンビニを通じて広く知られていると思う。
焼きそばと白ご飯を炒めて焼きそばソースで味つけするわけだ。豚肉 or 牛肉、そしてキャベツは必須だろう。
もしひょっとして未体験の方がいるならば、是非試していただきたい。おたふくソースや好みの焼きそばソースでもいいが、実は粉末ソースの焼きそばで作るとべたつかないし、あっさりめの味になり、しかも馴染みのあの味なので、家で作るにはそちらのほうがおススメだ。
22日の金曜日の午前中は、ちょっと所要で OoO。 (Out of Office の略、念のため。。)
自宅近所だけれども、せっかくなので昼は外で食事するかと、鮮やかなのれん「沖縄そば」に誘われて百万遍の北西の角にある「ヤシン」で、ソーキそばとじゅーしーのセット。
弾力のある丸い麺も出汁が効いたスープもホロホロに柔らかいソーキ、沖縄のかまぼこもうれしい、じゅーしーも、漬物も、どれをとっても過剰なところがなく、控えめな味でとても美味い。
他にタコライス、ラフテー・ソーキ定食など、メニューも魅力的。カレーや、おでんもあり。
元気のいい若い店員さんが2人、間口が狭い立ち飲みのお店(テーブル席も2席あり)でランチは平日だけだそう。
いいお店を見つけてしまった。
ボジョレ・ヌーボー、なんだかんだと言いながら毎年飲んでいる。
毎年同じワイナリーのを飲んでいるわけではないので、比較はできないが、ジャムのように果実味が凝縮されて、南仏のグルナッシュを思わせる力強い味でほんとにヌーボー?という美味しさだった。今年購入したのは、no sulfur addedと表記があり、亜硫酸塩 (酸化防止剤) が使われてないらしく、non-filteredと併せて記載されていて、そのためかもしれない。
月曜日の深夜の新幹線で新横浜の事務所に戻り、気が進まないことばかりだけれども、たんたんと一つ一つ片づけていく火曜日、ほっと一息、夕食は簡単にパスタ。
■先週にひっかかった音楽を少し。
1.まだ弱冠18歳のトランペット、Skylar Tang が評判だということだ。堂々とした演奏っぷり、徐々に盛り上げるところが憎いソロ、なかなかのものだ。
アメリカのサンフランシスコ出身で16歳のときにすでにジャズ・オーケストラのオリジナル曲の作曲と編曲で "Dr. J. Douglas White Composition and Arranging Contest"で優勝したという。
これからさらに楽しみだ。
2.インドネシアの4人組バンド Moccaのシングル "Menua Bersama"。
このグループは1997年に西ジャワのスンダ地方バンドゥンで結成されたとのことで、キュートで明るい女性ボーカル・アリーナを中心に、お洒落な音作りで人気がある。2002年の "My Diary" から 2020年の"Day by Day" まで7枚のアルバムがリリースされているので、そろそろ新しいアルバムが出るかもしれない。
2018年のアルバム "Lima" を貼っておこう。
3.デンマークのバンド Indigo Sun のライブアルバム "Radiant (Live)"から、"What If I'm Really an Angel"
ミディアムテンポでうねりのあるバンドの演奏に暗めで淡々としたクールな女性ボーカルがマッチしてなかなか聴きごたえがある。デンマークのベーシスト、Ida Nielsen (イーダ・ニールセン) をフォローしていて、彼女が参加していることでひっかかってきたのだが、なかなかいいではないか。
イーダ・ニールセンもかっこいい。Prince や キャンディ・ダルファーを好きな人はきっと気に入るはず。
4.イギリスの ジェイコブ・コリアー (Jacob Collier) の "I'll be Home for Christmas"。
3曲入りの "Three Christmas Songs" の一曲だ。
キリスト教徒ではないけれども、クリスマスにはなにがしかの感傷があるものだ。
■先週も書いたが京都の冬は天気が悪い。ジョギングは土曜日に、湿っぽい落ち葉の香りのなか、いつものコースを走って来た。
いろいろあるとは思うが、事情はともかく少しはいい方向に向えばよいと思う。
愛と憎しみの連鎖を断ち切って、即時かつ恒久的停戦を望むものである。